観戦記 2023 春 - 県・関東

2023春季千葉県大会.準々決勝 拓大紅陵 vs 専大松戸 -2023.05.01-

投稿日:

2023春季千葉県大会準々決勝 拓大紅陵vs専大松戸

2023年GWに入り、春季大会の高校野球観戦の真っ只中です。千葉県大会.準々決勝を千葉県天台野球に出向いて観戦です。昨日は風と雨がひどくて千葉県大会は延期、今朝も少し小雨が降る感じの雲行き。

でも今日はだんだん晴れる予報です、会社も休み、心晴れやかに球場へ向かいます。5月1日(月)は平日、駅やバス停は小学生から高校生ですごい混んでました、日頃はこの時間帯にはすでに電車に乗っているので気が付きませんが。

前売り券チケットをファミマで購入(\700、球場窓口だと\1000)して、バスに乗り込んで球場に向かいました。駅出発~球場向けへの逆方向からだから学生はおらず、ガラガラ。

今朝千葉へ観戦に行くことにしたので、到着は8:30頃になり、平日のこともありバックネット裏の全体が見える座席を確保。ベンチの椅子には雨が溜まってました。

2023選抜、甲子園出場の専大松戸はベスト8まで進出しました。

2回戦 常葉大菊川(静岡) 0-3 専大松戸(千葉)
3回戦 高知(高知) 4-6 専大松戸(千葉)
準々決勝 専大松戸(千葉) 2-9 広陵(広島)

同じく関東勢の山梨学院(山梨)が初優勝を飾る中、専大松戸も準々決勝で準優勝の広陵に惜しくも敗れましたが、全国大会の経験を糧にして、ひとまわり大きく成長していることでしょう。

春季千葉県大会のベスト8に進出チームは以下の顔ぶれと、本日(5月1日)の千葉天台野球場の準々決勝2試合です。

●千葉天台野球場
・第1試合 拓大紅陵 vs 専大松戸
・第2試合 東京学館 vs 木更津総合

●市原臨海球場
・第1試合 市立船橋 vs 習志野
・第2試合 千葉日大一 vs 中央学院

2023春季千葉県大会準々決勝 拓大紅陵vs専大松戸

スポンサーリンク

 

拓大紅陵 4-5 専大松戸 専大松戸.青野投手が好リリーフ 9回.逆転サヨナラ勝利を呼ぶ

◆令和5年度春季千葉県大会 準々決勝

2023年5月1日(月)

TEAM 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
拓大紅陵 0 1 2 0 0 0 1 0 0 4 7 1
専大松戸 1 0 0 1 0 0 0 2 1x 5 9 2

(試合時間2:13 開始8:56、終了11:09 千葉天台野球場第1試合)

【紅】竹内、下和田-小藤田
【専】八津、青野-吉田

▽三塁打 中山(専)
▽二塁打 小嶺、今(紅) 大森(専)

2023春季千葉県大会準々決勝 拓大紅陵vs専大松戸

◇戦評

拓大紅陵が3回まで2点リードするも、専大松戸の2番手右腕、青野流果投手(3年)が拓大紅陵打線を4回以降9回までを被2安打、8奪三振、無四死球の見事なピッチングを見せました。その結果、8回に4-2から2点追加して同点に、9回最終回にはサヨナラ勝ちを呼び込む結末となりました。

専大松戸は3回途中まで先発の左腕.八津投手(2年)が伸びのあるストレート、制球力あり、右打者に対する外からのカーブ、チェンジアップ、フォークと多彩な投球を見せたが、拓大紅陵が3回、失策、四球が絡み3失点(自責点2)の結果。まだ2年生なので、これから楽しみな投手です。

リリーフしたのが青野投手、3年生。スリークォーターから投げ込まれるストレートはS字を書いたシュート回転、大きく曲がるカーブを織り交ぜて拓大紅陵打線に的を絞らせず、気力溢れる投球でした。

専大松戸は守備は気掛かりな点がありました。2回拓大紅陵の攻撃、2アウト走者なしからの7番.小嶺羽琉君(3年)の右翼前飛球を右翼手.太田遥斗君(3年)が飛び込んで後逸、二塁打としたプレー。また遊撃手の中山凱君(2年)が3回遊ゴロの一塁送球ミス、7回相手盗塁から捕手二塁送球の捕球ミス、走者三塁へ進塁する2失策。いずれも進塁を許すプレー、慎重なプレーが必要と感じました。

中山君は、6回センタ前に抜けそうな打球を華麗に捕球して一塁をアウトにしたナイスプレーも見られました。打撃では4打数3安打、2打点の大活躍。2年生の八千代中央リトルシニア出身、注目選手です。

2023春季千葉県大会準々決勝 拓大紅陵vs専大松戸

拓大紅陵の先発.竹内界翔投手(2年)は8回まで粘りの投球、2回まではストレート中心でしたが、3回以降はカーブ、シュートの変化球を中心として専大松戸打線を翻弄しました。しかし、8回専大松戸打線に捕まりました、117球の熱投でした。リリーフした下和田大尊投手(2年)も2年生、期待ですね。

1アウトから1番.大森准弥君(3年)の左中間を抜ける二塁打が飛び出すと一気に追い上げムードとなり、代打でエース.平野大地君(3年)が出てくる場面もあり、結果は四球、代走と交代となりマウンドには上がりませんでしたが、大いに球場は盛り上がりました。走者1・2塁として、3番.中山君が中翼前安打の2点タイムリーで同点に。

ここまで来ると、裏の攻撃の専大松戸は一気に有利となり、9回裏に想定通りにサヨナラ逆転劇となった。

2023春季千葉県大会準々決勝 拓大紅陵vs専大松戸

 スポンサーリンク

◇テーブルスコア

score_202305011

※スコアの付け方は自己流の部分があります。間違いもあると思いますが、ご了解下さい。

◇メンバー

《打撃》

【拓大紅陵】
[8] L 菰田 8 5 2 1 0 1 0 0 1 0
[4] L 今 4 ② 4 0 1 1 0 1 0 1 0
[3] R 松本 13 ② 3 1 1 0 0 0 1 0 0
[7] R 永嶋 3 4 0 1 0 0 0 0 0 0
[6] R 川上 6 4 0 0 0 0 0 0 2 0
[9] R 黒田 9 4 0 1 1 0 0 0 0 0
[5] R 小嶺 5 3 1 1 1 0 0 1 0 0
[2] R 小藤田 2 4 0 1 1 0 0 0 1 0
[1] R 竹内 10 ② 3 0 0 0 0 0 0 3 1
1 R 下和田 11 ② 1 0 0 0 0 0 0 1 0
【専大松戸】
[5] R 大森 5 4 2 2 0 0 0 0 1 0
[4] L 宮尾 4 3 0 0 0 0 0 0 2 0
PH R 平野 1 1 0 0 0 0 0 1 0 0
PR 4 R 永瀬 16 1 0 0 0 1 0 0 0 0
[6] R 中山 6 ② 4 1 3 2 0 0 0 0 2
[2] R 吉田 2 4 0 0 1 0 0 0 0 0
[3] L 広川 3 4 0 0 0 0 0 0 0 0
[7] L 上迫田 7 4 1 1 0 0 0 0 0 0
[9] R 太田 9 2 0 0 0 0 0 1 1 0
9 L 染谷 19 1 0 0 0 0 0 0 0 0
[1] L 八津 20 ② 1 0 0 0 0 1 0 0 0
1 R 青野 10 2 0 0 0 0 1 0 0 0
[8] L 清水友 8 ② 4 0 2 1 1 0 0 0 0

《投手》

【拓大紅陵】
R 竹内 10 ② 7-1/3 30 117 7 2 4 4 4
R 下和田 11 ② 4/3 6 12 2 0 0 1 1
【専大松戸】
L 八津  20 ② 2-2/3 16 60 5 1 3 3 2
R 青野  10 6-1/3 22 76 2 0 8 1 0

※最高学年以外の選手には丸数字で学年を表記

スポンサーリンク

-観戦記, 2023 春 - 県・関東
-, , , ,

Copyright© ヤマらぼ , 2024 AllRights Reserved Powered by micata2.