2024春季千葉県大会.準決勝　中央学院 vs 千葉経済大附　-2024.05.03-

ゴールデンウィーク後半戦が始まりました。今日5月3日は春季千葉県大会の準決勝、天台の県野球場での野球観戦です。昨日、千葉県高校野球春季大会のチケットをインターネットで購入しました。

千葉県大会ベスト4、準決勝に進出したチーム、組み合わせは以下の通り。

■2024春季千葉県大会.準決勝
第1試合　中央学院 vs 千葉経済大附
第2試合　専修大松戸 vs 千葉英和　　←第2試合の結果、スコアはこちらから

千葉県の強豪校4チームが勝ち上がりましたが、千葉経済大附、千葉英和は久しぶりにベスト4ではないでしょうか。習志野、木更津総合がベスト4の顔ぶれにはありません。習志野はシード校でしたが、2回戦で学館浦安に8-9、木更津総合はノーシードでの大会になり、同じく2回戦で専修大松戸に1-3と早い段階で敗れています。

1試合目は昨秋の県大会優勝、関東大会出場の中央学院が登場。凄かったですね、今週の選抜甲子園での活躍。関東大会では2回戦で敗退、ベスト8という結果、選抜には関東･東京地区6校目、最後の1枠を獲得して出場。甲子園初勝利を目指した結果、なんと甲子園ベスト4進出です。全国大会への出場、試合は選手達の大きな成長になったと思いますので、この春季大会の戦いぶりは楽しみでした。

ちなみに中央学院の2018年春夏の甲子園出場で一躍有名になった二刀流選手.大谷拓海さん、2023年昨年を最後に社会人野球（セガサミー）から勇退したそうです。

初戦となった2回戦は成田、3回戦は拓大紅陵、準々決勝は千葉黎明と、強豪校をなぎ倒して勝ち上がっています。準決勝の対戦相手は、久しぶりのベスト4入り、強豪校.千葉経済大附です。中央学院の勢いを千葉経済大附が止められるか、面白い試合になりそうです。

2試合目は専修大松戸と千葉英和。専大松戸は木更津総合と並んで最近は千葉県内ではベスト4、決勝進出は当たり前、甲子園出場3回を誇る強豪校です。こちらも緑色を基調としたユニホームが特徴です。千葉英和と言えばまぶしい黄色いユニホームが印象的、星稜に似ているかもしれないですね。しかし、黄色いユニホームから一新、学校カラーの緑色へ変更（ベースはグレー）。緑色のユニホーム同士、対決になりますね。

先週は神奈川県大会の準々決勝のチケット行列には驚きましたが、今日の千葉県野球場・天台の様子はどうでしょうか。試合開始１時間半前、8：30くらいに球場に到着すると、前売り券を持った方々の行列がすでに出来上がっており、レフト側外野スタンド当たりまで伸びていました。行列もチケットの売買がない分、スムーズに前進してほぼ待つことなく入場でき、バックネット裏の席を確保。千葉テレビのカメラ、取材陣が近くにいらっしゃいました。

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中央学院 10－2 千葉経済大附　中央学院が序盤リードを保ち終盤、蔵並君の満塁HRなどで突き放し勝利

◆令和6年度春季千葉県大会　準決勝

2024年5月3日（金・祝）

（試合時間2：34　開始09：58、終了12：32　天台野球場第1試合）

【中】蔵並、臼井、鵜澤－飯山
【経】増田、福井、中村、小川－鈴木

▽本塁打　蔵並（中）
▽二塁打　中村、蔵並、岩崎（中）、木下（経）

◇戦評

中央学院の先発は蔵並龍之介投手（3年）、千葉経済大附は増田大地投手（3年）、中央学院の先攻で試合開始。

中央学院は1回表2アウト後、3番.中村研心君（3年）、4番.蔵並君の連続二塁打で先制、5番.森田倫揮君（3年）の左翼前安打で2塁走者の蔵並君がホームに突っ込みますが好返球でタッチアウト、追加点ならず1-0。

2回にも四球で出塁した走者をエンドラン、1本のヒットで追加点を奪い、2-0とします。

この後も中央学院は2塁走者の時にヒットが出た場合はほぼホームに突っ込んでいる機会が多く、7回もタッチアウトのシーンが観られます。一方、当然ながらホームへ生還するパターンもあります。通常は走者の足の速さ、相手外野手の肩の強さ、打球の強さ、方向などで判断しますが、中央学院はほぼホームに突っ込んでいるように思いました。

中央学院の選手は投手から野手、一塁手から三塁手など、投手を含む複数の守備、ポジションをこなせる選手を育成している気がしました。今日は蔵並君が先発で投手を務めましたが、遊撃手の颯佐君もほかの試合では投手もこなしています。
先ほどの走塁に見るようにどの選手も走力に自信があるとも言えます。

中盤は千葉経済大附属の増田投手、2番手の福井聖理投手（3年）が踏ん張り、反撃が始まります。4回2本のヒットで1点を返し、5回には蔵並投手を降板させてエースナンバーの臼井夕馬君（3年）をマウンドに引きずり出します。6回も臼井投手の立ち上がりを攻めます。

しかし、4回2残塁、5回2残塁、6回3残塁と、あと1本が出ず残塁の山を築いてしまい、4回1点しか得点できませんでした。ここで同点、逆転していれば試合の流れを千葉経済大附に引き込めたように思うのですが、残念。

中盤の千葉経済大附属の反撃を防いだ終盤の中央学院は7回、4安打、2犠打を絡めて3得点と一気に突き放しにかかります。8回にも1点を追加して最終回の9回には、四死球で満塁として4番.蔵並君が左翼スタンドへ満塁ホームランを放ち4得点、一気にダメ押しして試合を決めました。

千葉経済大附属は中央学院の蔵並投手、臼井投手、鵜澤礼凰投手（2年）の継投を前に9安打するも2得点と抑えられる試合となりました。臼井投手はセットポジションから2段モーションで投げ込み、ストレート130キロ後半の球速、カーブ･スライダーがよく曲がりました。

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◇テーブルスコア

score_202405031

※スコアの付け方は自己流の部分があります。間違いもあると思いますが、ご了解下さい。

◇メンバー

《打撃》

《投手》

※氏名欄は左から打ち方/投げ方、氏名、背番号、学年（最高学年以外の選手には丸数字で表記）

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