2025年4月に入り、いよいよ高校野球の春季大会が始まりました。神奈川県大会が昨日4月5日(土)からスタートして
春のセンバツ甲子園では神奈川県の横浜が関東大会、明治神宮大会に引き続き、新チームで負けなしの全国制覇を果たしました。
TVでもいくつかゲームを観戦しましたが、智弁和歌山との決勝も横綱相撲って感じで、なんと言っても横浜の強さが目立つ大会でした。投手陣では先発.織田翔希投手(2年)、抑えにエース奥村頼人投手(3年)の継投もおなじみになり、ワンポイントでリリーフする中継ぎ投手陣も素晴らしい働きでした、村田監督の采配も冴え渡っていたのではないでしょうか。
また健大高崎や浦和実業もベスト4に勝ち上がり、ベスト4のうち3校が関東勢といった活躍、ここ1-2年は関東勢が強くなってきて全国制覇してますね。
2025年 選抜:優勝.横浜(神奈川) 選手権:??
2024年 選抜:優勝.健大高崎(群馬) 選手権:京都国際(京都)
2023年 選抜:優勝.山梨学院(山梨) 選手権:慶應(神奈川)
桜が満開間近の関東地方、今日は午後から小雨予報です。でも16-17°と春らしい気温なので野球観戦しやすい季節になりました。でもまだまだ寒い日、雨の日も多かったりするので防寒、雨具の準備は忘れずに。
さて今日は俣野公園.横浜薬大スタジアムにやってきました。試合前は晴れ間が見えてとても気持ちいい朝です。第1試合は2回戦、慶應義塾と橘高校の対戦。橘は昨日の1回戦で横浜緑が丘を6回11-1のコールドで勝ち上がってきています。
3回戦までは無料で観戦できます。スタジアムの駐車場には9時過ぎに到着、半分ほどは埋まっていました。試合開始が天候を考慮して10:00から9:40開始に早まっていました。いいですね、臨機応変に判断されています。
ちなみに神奈川県には「たちばな」高校が何校かありますね。今日の橘高校は川崎市立橘高校、公立校です。ほか足柄にある立花学園、横浜鶴見の中高一貫.橘学院があります。橘高校のOBにはサッカー日本代表の三苫薫選手(英.ブライトン)がいます。が、高校での部活ではなく川崎フロンターレ下部組織、推薦で筑波大学に進学しています。
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2025春季神奈川県大会.2回戦
第1試合 慶應義塾 vs 橘
第2試合 上矢部 vs 横浜翠陵
慶應義塾 7-0 橘 慶應7回に4番.江戸君の3ランなど一挙に7得点 寺本投手も我慢強く零封 コールド勝利
◆令和7年度春季 神奈川県大会 2回戦
2025年4月6日(日)
TEAM | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |||
橘 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | – | – | 0 | 4 | 1 | |||
慶應義塾 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7× | – | – | 7 | 10 | 1 |
(試合時間2:05 開始9:40、終了11:45 横浜薬大スタジアム第1試合)
【慶】寺本-金山
【橘】橋口-藤田、郷上
▽本塁打 江戸(慶)
▽二塁打 紺野(慶)
◇戦評
慶應義塾の先発は2年生.寺本光希投手(2年)、橘は橋口匡投手(2年)、橘の先攻で試合開始。
1回は満塁まで、2回は走者2・3塁まで攻めるもあと一本が出ず拙攻となった慶應義塾。中盤は橘.橋口投手の巧みな投球に慶應義塾は抑えられる。2回あたりから小雨がぱらつく、、。
試合の流れ、雰囲気が変わってしまうところ、我慢強く7回投げ切った寺本投手の投球は慶應義塾の勝利に導いたいと考える。橘打線を4被安打の散発、2四死球と安定した投球で7回零封、素晴らしかった。
7回慶應義塾は8番.徳留海君(2年)の四球を選び先頭打者が出塁するも、9番次打者に代打.大棒琉雅君(2年)が送りバント失敗、嫌な流れが断ち切れないかと思われた。しかし、1番.酒井一玖君(3年)の打席での粘り、その結果、四球を選び1・2塁として2番以降の打順に回したのが大きかった。酒井君はこの試合、2打席まで橋口君の投球にタイミングが合っておらず投ゴロと三ゴロ、3打席目は犠打であり、この4打席目、3ボール2ストライク以降で5連続のファイルで粘りに粘り四球を選んだ。綺麗にヒットが放てたらカッコ良かったが、この四球は大きく慶應へチャンスを拡大させた。
その後は2番.紺野真太郎君(3年)が期待に応えて、中翼前安打で慶應義塾が念願の先制。3番.青木祐貴君(3年)の中翼前安打、4番.江戸佑太朗君(3年)が右翼越えスタンドに運ぶ3ラン本塁打と続き、一気に7得点してコールド勝利となった。
4番.江戸君が打つべきところで打ち、エース寺本君が安定した投球、慶應義塾のキーマンが機能して今後の試合に期待したいですね。慶應義塾の入ったブロックは準々決勝で東海大相模が待っています、リベンジを期待したいです。
一方、橘の守備陣も堅い守りが光りました、特に二遊間は良かったですね。夏に向けてさらに守備は磨きを掛けて、攻撃は相手が嫌がるひと工夫が欲しかったです。
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◇テーブルスコア
※スコアの付け方は自己流の部分があります。間違いもあると思いますが、ご了解下さい。
◇メンバー
《打撃》
【慶應義塾】 | 打席数 | 打数 | 得点 | 安打 | 得点打 | 盗塁 | 犠打 | 四死球 | 三振 | (失策) | |
[4] | L 酒井 4 | 4 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 |
[8] | R 紺野 8 | 4 | 4 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
[7] | L 青木 7 | 4 | 3 | 1 | 2 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 |
[5] | R 江戸 5 | 4 | 3 | 1 | 1 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
[3] | 原 3 | 4 | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
PR | 山内 | – | – | 1 | – | – | – | – | – | – | 0 |
[2] | R 金山 2 | 4 | 4 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
[9] | L 楢原 9 | 4 | 4 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
[6] | L 徳留 6 ② | 4 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 |
[1] | L 寺本 1 ② | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 |
PH | L 大棒 19 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | – |
【橘】 | 打席数 | 打数 | 得点 | 安打 | 得点打 | 盗塁 | 犠打 | 四死球 | 三振 | (失策) | |
[6] | L 中渡瀬 6 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
[3] | L 折谷 3 | 3 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
[2] | R 藤田 2 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 |
[5] | R 増渕 5 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
[1] 9 | L 橋口 1 | 3 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
[8] | R 森 8 | 3 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
[7] | L 原 9 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
[4] | R 村松 4 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
[9] | L 高橋 18 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
1 | 郷上 10 | – | – | – | – | – | – | – | – | – | 0 |
《投手》
【慶應義塾】 | 投球回数 | 打者 | 打数 | 投球数 | 安打 | 犠打 | 四死球 | 三振 | 失点 | 自責点 |
R 寺本 1 ② ○ | 7 | 26 | 24 | 77 | 4 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 |
【橘】 | 投球回数 | 打者 | 打数 | 投球数 | 安打 | 犠打 | 四死球 | 三振 | 失点 | 自責点 |
R 橋口 1 ● | 6-1/3 | 32 | 24 | 126 | 8 | 2 | 6 | 2 | 6 | 6 |
R 郷上 10 | 0/3 | 3 | 3 | 7 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
※氏名欄は左から打ち方/投げ方、氏名、背番号、学年(最高学年以外の選手には丸数字で表記)
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