2018 秋 - 県・関東・神宮 観戦記 激戦区神奈川大会

2018秋季神奈川県大会準決勝 横浜 vs 慶應義塾 -2018.10.06-

投稿日:2018年10月6日 更新日:

2018秋季神奈川県大会準決勝 横浜vs慶應義塾

今日の第2試合は『横浜vs慶應義塾』です。

2018秋季神奈川県大会準決勝 横浜vs慶應義塾

試合前の各紙、ネットでの予想では慶應打線対横浜投手陣でしたが、どんな試合展開になるか楽しみですね。

やはり、横浜の左腕エース.及川雅貴投手(2年、千葉匝瑳シニア出身、U-15ワールドカップ日本代表)の縦・横のスライダー、最速152kmをマークするストレートにどこまでついていけるかが勝負でしょうか。

準々決勝の東海大相模打線を13奪三振、さらに今日の準決勝はエンジンを上げて、慶應義塾の強力打線からいくつ三振がとれるか。

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横浜 2-1 慶應義塾 横浜.小泉君の劇的な逆転サヨナラHRで2年ぶり関東出場決める! 及川投手は慶應義塾打線から12奪三振の粘投・完投 

◆平成30年度秋季神奈川県大会 準決勝

2018年10月6日(土)

TEAM 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
慶應義塾 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 9 0
横浜 0 0 0 0 0 0 0 0 2x 2 7 1

(試合時間2:41 開始13:58、終了15:39 平塚球場第2試合)

【横】及川-山口

【慶】田口-善波

▽本塁打 小泉(横)

▽二塁打 内海(横)

◇戦評

横浜が劇的なサヨナラ勝ちで2年ぶりの関東大会出場を決めました。おめでとうございます。

最終回の9回裏、横浜は代打攻勢で1アウト後、守屋智治君(2年、小田原足柄シニア)が出塁、1番に打順が戻り小泉龍之介君(2年、福井鯖江ボーイズ)が値千金の一打、左翼スタンド一直線の2ラン・逆転ホームランを放って勝利を呼び込みました。

やっぱり横浜は強い!

2018秋季神奈川県大会準決勝 横浜vs慶應義塾

試合は、横浜が左腕エース.及川君、慶應が背番号10の右腕.田口義将君(2年、春日部ボーイズ)の先発で始まりました。予想外の投手戦の展開となりました。

及川投手は評判どおりですが、さすがに強打者が並ぶ慶應相手には投球数は多かったように思いますが、9回153球の粘投、要所ではしっかりと三振をとる投球は見事でした。慶應義塾の強力打線を相手に12奪三振、という結果でした。
ちなみに及川君はバッティングセンスもあり、きれいな流し打ちも見せてくれました。2打数2安打です。

一方、慶應義塾の田口投手はストレート、カーブ、チェンジアップを織り交ぜてとにかく丁寧なピッチングで、打たせて取るリズムはチームを乗せ、自らを乗せるものでした。ストライクゾーンをめいいっぱい使った善波君のインサイドワーク、配球も素晴らしかったのではないでしょうか。

横浜の各選手はなかなかタイミングが合わず、バットの芯でとらえても打球は外野手の定位置といった具合で、中盤の6回まで得点はゼロ行進。

これは誰もが予想しなかった状況。スタンドでも横浜ファンが苛立ってきて、”いつから横浜の力を発揮し始めるんだ”という空気を感じました。

 

それもそのはず、6回まで三者凡退と同じく18人で終わっていたんです。当然ヒットで出塁はありましたが(6回までに3安打)、ダブルプレー2回、盗塁を焦って塁を出た走者がアウトになるケースが2回と、拙攻が目立ちました。

ピッタリ3人ずつ、”横浜が9回27人完封で終わった”なんていったら明日の新聞はすごいなあ、なんて考えちゃいました。

しかし、慶應義塾ファンも毎回のようにヒットで出塁するもあと1本が出ず決勝点を上げられない状況に、”いつ先攻できる?逃げ切れるか??”と苛立っていたはずです。

2018秋季神奈川県大会準決勝 横浜vs慶應義塾

 

そして7回表、慶應が1点を先行します。先頭の善波力君(2年、麻生ボーイズ)が中翼前安打で出塁すると、9番.田口君の犠牲バントを横浜及川投手が一塁悪送球、さらにワイルドピッチででノーアウト二・三塁にしてしまいます。

1番.斎藤俊君(2年、江東ライオンズ)の遊撃前ゴロで本塁封殺しますが、2番.吉川君の詰まった当たりが三遊間を抜ける適時打で念願の1点を先行します。しかし、後続の3番、4番を連続三振にとり最少失点で逃げ切りました。

これが最終回の逆転に繋がったいえるでしょう。三振がとれるピッチャーは素晴らしいですね。

8回横浜の攻撃では、4番.内海貴斗君(2年、世田谷西シニア)の右翼越えライナー性の速い打球が飛び跳ね返ってくる二塁打がありましたが、フェンス越えの同点ホームランではないかと疑念が出てスタンドからヤジが飛び交いました。打った瞬間に皆さん、飛び上がって喜んでましたからね。しかし、横浜からの抗議もなく、ジャッジが覆されることはありませんでした。

さらに次の打者、5番.富田進悟君(1年、新宿シニア)が右翼前安打を放ちチャンスを広げるかと思えば、ノーアウトにもかかわらず二塁走者が本塁へ突っ込み、慶應の右翼手.斎藤君のバックホームでアウトになり、同点のチャンスを逃しました。タイミング的にはちょっと無理のある走塁で、焦った指示だったと思います。

2018秋季神奈川県大会準決勝 横浜が慶應義塾に逆転サヨナラ勝ち

 

慶應打線も及川投手に9安打と浴びせて、強力打線をアピールしました(東海大相模は5安打)。さすがに及川君もスコアリングポジションまで走者が出ると落ちるスライダー(フォーク?)が投げにくくなるので、打者としてはやはり狙い球が定めやすくなり、三振をとりにいく球はキャッチャーの捕球も難しくなるのでエンドランを仕掛けたりと、攻撃の幅が広げられるように思います。

慶應義塾も後半はそんな攻撃チャンスを作ってていたのですが、とにかくバットが当たらないくらい及川投手のスライダーは落ちてます。。。

あとは両チームとも守備力がすごいです。イレギュラーバウンドで横浜.津田啓史遊撃手(1年、熊本中央ボーイズ)が負傷して途中中断がありましたが、横浜は2回、善波君の右中間への打球を右翼手大手君のダイビングキャッチ(抜ければ悠々二塁打でした)。4回は、ボテボテの三塁前ゴロを三塁手.庄子雄大君(1年、中本牧リトルシニア)がハーフバウンドで捕球して一塁へランニングスロー(待って捕球したら内野安打です)。

慶應も負けず、セカンド強襲の難しく跳ね上がった打球に、二塁手.廣瀬隆太二塁手(2年、世田谷西シニア)が素早く反応してバウンド捕球、一塁送球(抜けて右翼前安打か強襲内野安打)。

2018秋季神奈川県大会準決勝 慶応に逆転勝ち 歓喜に沸く横浜スタンド

明日の決勝は、『桐蔭学園vs横浜』です。10月7日(日)12時、平塚球場です、楽しみですね。明日は用事で行けませんが、みなさん観戦に出かけて楽しんでください。関東出場を決めた両チームなので、控え選手、新戦力もスタメン出場してくる試合になると思います。

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◇テーブルスコア

score_201810062

※スコアの付け方は自己流の部分があります。間違いもあると思いますが、ご了解下さい。

◇メンバー

《打撃》

【横浜】
[8] R 小泉  8 3 1 1 2 0 0 1 0 0
[5] L 庄子  5 ① 3 0 0 0 0 0 0 0 0
[4] L 度会  4 ① 3 0 0 0 0 0 0 0 0
[3] L 内海  3 3 0 1 0 0 0 0 0 0
[7] L 冨田  7 ① 3 0 1 0 0 0 0 1 0
[6] R 津田  6 ① 3 0 1 0 0 0 0 0 0
[9] R 大手  9 ① 3 0 0 0 0 0 0 0 0
[1] L 及川  1 2 0 2 0 0 0 0 0 1
PH L 明沢  20 1 0 0 0 0 0 0 1 0
[2] R 山口  2 3 0 0 0 0 0 0 1 0
PH L 吉原  13 1 0 1 0 0 0 0 0 0
PR   守屋  14 0 1 0 0 0 0 0 0 0
【慶應義塾】
[9] R 斎藤  9 4 0 1 0 1 0 1 1 0
[3] R 吉川  7 5 0 2 0 0 0 0 1 0
[5] R 本間  5 ① 5 0 0 0 0 0 0 3 0
[4] R 廣瀬  4 4 0 1 0 0 0 1 1 0
[7] R 佐藤一 7 4 0 1 0 0 0 0 2 0
[8] R 関   8 4 0 1 0 0 0 0 0 0
[6] L 水鳥  6 ① 2 0 0 0 0 0 0 2 0
PH R 佐藤駿 23 ① 0 0 0 0 0 0 0 0
6 L 杉岡  15 1 0 1 0 1 0 0 0 0
[2] R 善波  2 3 0 1 0 0 0 1 1 0
[1] R 田口  10 3 1 1 0 0 1 0 0 0

《投手》

【横浜】
L 及川  1 9 40 137 9 3 12 1 0
【慶應義塾】
R 田口  10 8-1/3 28 113 7 1 2 2 2

  ※最高学年以外の選手には丸数字で学年を表記

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