2021夏の選手権　千葉大会5回戦　東海大望洋 vs 専修大松戸　-2021.07.17-

第1試合がコールドゲームで終わり第2試合はほぼ定刻12：30から15分遅れでの試合開始となりました。千葉マリンスタジアム（ZOZOマリンスタジアム）は周りを見ても第1試合とほぼ変わらない方々が観戦されていました。

個人的には座席が1つ置きなので広くてよい感じ。ブラバン・声援がないのはさみしいが。
さて第2試合、春季関東大会を制した専修大松戸、深沢投手（3年）の投球が楽しみです。

・第1試合　10：00　成田 vs 木更津総合

・第2試合　12：30　東海大望洋 vs 専大松戸

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東海大望洋 0－1 専修大松戸　専修大松戸.深沢投手と東海大望洋.木村投手の投げ合い

◆令和3年度全国高校野球選手権　千葉大会　5回戦

2021年7月17日（土）

（試合時間1：54　開始12：45、終了14：39　ZOZOマリンスタジアム第2試合）

【東】深沢－加藤
【松】木村－齋藤

▽二塁打　西田（東）　山口、吉岡（専）

◇戦評

専修大松戸.深沢鳳介投手（3年）と東海大望洋.木村旭投手（3年）との投手戦となった第2試合。

専修大松戸の深沢投手（3年）が初回の東海大望洋の1アウト1・3塁の攻撃を零点に抑え、2回6番.山口颯大君（3年）の2塁打を皮切りに8番.加藤大悟君（2年）のタイムリーで得点した虎の子1点がそのまま決勝点となりました。

専修大松戸の深沢投手は関東を制したチーム、エースとして落ち着きがあり、キレッキレのスライダーと緩急の巧さ、140キロ前後のストレートで東海大望洋打線を5被安打に抑えるピッチング。

一方の東海大望洋の木村君もオーバースローからストレートと切れのあるスライダー、四死球は1死球のみ、6被安打と引き締まった試合を作りました。

両投手とも1イニングで複数被安打は１イニングのみ、専修大松戸は得点した２回表、東海大望洋は初回裏の攻撃のみ。どちらのチームも守備力も高く、後半戦になっても崩れることなく堅い守りを見せてくれました。

専修大松戸の2番.吉岡道泰君（3年）の俊足が光っていました。3回、右翼前安打も前進が遅れる右翼手を見て二塁打に、8回にも二塁右深めのゴロで内野安打、盗塁も決めました。得点には絡めませんでしたが、素晴らしかった。

1－0で迎えた最後の東海大望洋の攻撃、どうだったでしょうか。

先頭打者の５番西田君が、左翼線を抜ける二塁打、一気に同点、逆転もありえたと思うのですが、次打者には犠牲バント、１アウト3塁としてスクイズで同点かと面白い場面を作るも次の打者ふたりともに2塁ゴロに終わり、結果、本塁を踏めませんでした。

先頭打者二塁打なら、次の３人でヒットを１本を待つ、打てる見込みがないなら犠牲バント、スクイズで良かった。前者はうまくいけば逆転まで考えての作戦、後者はうまくいって同点まで。

高校生最後の夏、犠牲バントせずに思いっ切り打たせたら、と思いました。どうでしょうか、難しい選択です。

しかし、両チームとも自分のイメージするカラーと違ってきていることに気付きました。

専修大松戸は投手力、守備のチームでしたが、外野まで打球を持っていける打撃力も売りにする、強力打線のチームと思いました。スコアを見てもらうと分かりますが、下位打線はほぼ打席がヒット・アウトに関係なく外野に打球を飛ばしています。さすが、関東大会を制したチーム、投手力と打力も整ったチームなんですね。

同じように東海大望洋もイメージが逆。
縦縞ユニホーム、強力打線をイメージしていましたが、四死球少なく、失策もなく、、。

チームカラーは同じ監督は以下でも変わるものなんですね。
1試合だけでは分からないかもしれません、相手投手によるところが大きいはずなので、あくまで個人のチームイメージと感想でした。

東海大望洋の応援、手拍子、最後まで選手に伝わっていました。良かったです。

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◇テーブルスコア

score_202107172

※スコアの付け方は自己流の部分があります。間違いもあると思いますが、ご了解下さい。

◇メンバー

《打撃》

《投手》

※最高学年以外の選手には丸数字で学年を表記

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