夏の甲子園第100回記念大会 激戦区神奈川大会 コラム

2018夏の選手権 南・北神奈川大会の組合せ決定・大会展望

投稿日:2018年6月10日 更新日:

横浜スタジアム

ついに夏の選手権、第100回記念大会の南・北神奈川大会の組み合わせが6月9日(土)に決まりました。

今年の神奈川は南に横浜、北に東海大相模と、区割りで2強を分けて臨む大会です。しかし、この2強がいくら飛び抜けていてもこのままでは終わらないのが、激戦区神奈川、高校野球です。

南・北各ブロックの組み合わせを紹介し、どんな好試合が展開されるか展望してみたいと思います。

区割りのコラムも以下を参考下さい。↓
2018夏の甲子園 <神奈川>と<埼玉>は南・北大会2校出場

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南神奈川大会の組み合わせ:92チーム(94校)

■トーナメント表 : natu2018minami

※神奈川県野球連盟で提供されるPDFファイルです。

■開幕試合 : 金井 vs 逗子 (第1試合)

■シード校
・第1シード:横浜、鎌倉学園、湘南学院、金沢(公立)
・第2シード:横浜隼人、日大藤沢、横浜創学館、立花学園

 

横浜・金沢ゾーン

横浜一強のこのゾーンには、第2シードの立花学園をはじめ、三浦学苑湘南学園慶應藤沢の私立勢、並んで第2シード金沢、横浜商業戸塚横浜桜陽の公立校勢が上位を狙い、一泡吹かせようと臨んできます。

今春の県大会優勝を果たした横浜は、エース.板川佳矢投手(3年)、最速150キロ左腕の及川
雅貴投手(2年)ら厚い投手陣がチームを牽引します。打線も万波中正君(3年)、長南有航君の両外野手(3年)ら長打力を持ち、経験も積んでおり、抜きん出た存在です。

しかし、横浜にも課題が見え隠れします。関東大会2回戦の明秀学園日立には逆転勝利しましたが、木更津総合戦ではコールド負け。県大会では能力の高さで圧倒しますが、全国レベルのチームとの対戦で波の激しい一面が出てしまうと危うい面を持っています。また万波君もドラフト候補とはいえ関東大会では初戦スタメン落ち、打撃不振はいまだ続いており、夏には自慢の打撃が復活して、また投手登板するのを見たいです。復活、そして去年からのさらなる進化を期待したいところです。

3連覇を狙う横浜にとっての脅威は、金沢ブロックの横浜隼人(第2シード)、星槎国際湘南と考えます。横浜隼人は投手陣は140キロ台の青山美夏人投手、小石川遼音投手の両右腕(ともに3年)を軸に5本の矢で横浜に挑みます。

星槎国際湘南は、昨年、本田仁海投手(オリックス・バッファローズ)を擁して注目を浴び、今年は専用球場「宮沢スタジアム」(厚木市、両翼97m、中堅120m、総工費約3億円)を構築して、プロ注目の松下壮悟内野手(3年)を中心に、夏に向けて土屋恵三郎監督(元桐蔭学園監督)がチームを仕上げてきます。

横浜商、“Y校”は、エース樺田魁投手(3年)の力強い投球と、稲妻大成主将(3年)の親子2代での主将という誇りを胸に、28年ぶりの甲子園を狙います。

鎌倉学園・湘南学院ゾーン

このゾーンは群雄割拠と言えます。第2シードの横浜創学館日大藤沢のほか、相洋平塚学園、藤嶺藤沢などの県内強豪校が集まりました。

鎌倉学園は、春季県大会準決勝では横浜に昨年秋季大会の仕返しされてコールド負けでしたが、ベスト4進出(夏の南地区での決勝)という結果を残しました。大舞台での試合経験を積み、この本番の夏、どう横浜に立ち向かうか期待したいです。

夏はノーシードですが、今秋ドラフト候補.最速148キロ左腕の矢澤宏太投手(2年)を擁する藤嶺藤沢は台風の目に成り得ます。170cmの小柄ながら、140キロ後半の球速と、上背のなさを気にさせない角度あるボールを投げ込み、打者として高校通算27本塁打、俊足快足を飛ばす投打にバランス良い好選手です。

藤沢翔陵の小笠原智一投手(3年)は、2015年夏の甲子園(第97回)で東海大相模エースとして全国制覇した現在中日ドラゴンズ.小笠原慎之介投手(20)を兄に持つ、スリークオーターでキレのある直球と制球力があり注目です。

■前半戦の好カード

前半戦の好カードは、勝敗の予想を含みますが、次の試合を紹介します。

◇7月15日(日)
横浜隼人 vs 横浜商業 (保土ヶ谷球場.第1試合)

◇7月16日(月)
日大藤沢 vs 藤沢翔陵 (保土ヶ谷球場.第1試合)

◇7月18日(水)
鎌倉学園 vs 平塚学園 (保土ヶ谷球場.第1試合)
横浜桜陽 vs 戸塚 (平塚球場.第2試合)
立花学園 vs 慶應藤沢 (横須賀球場.第1試合)
横浜創学館 vs 相洋 (藤沢八部球場.第1試合)

こちらの大会展望もご覧ください。
⇒Column:南神奈川・北神奈川大会を展望

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北神奈川大会の組み合わせ:94チーム(97校)

■トーナメント表 : natu2018kita

※神奈川県野球連盟で提供されるPDFファイルです。

■開幕試合 : 日大高 vs 大師 (第2試合)

■シード校
・第1シード:桐光学園、東海大相模、慶應義塾、横浜商大
・第2シード:法政二、向上、白山、橘

 

慶應義塾・東海大相模ゾーン

春のセンバツ出場校の東海大相模、慶應義塾の2チームが同じゾーンに入りました。この2強に立ち向かうのは、第2シードの法政二向上に加え、桐蔭学園日大県相模原が存在しており、喧嘩強豪校が集まったゾーンとなり、好カードが期待できます。

東海大相模は、プロ注目の森下翔太外野手(3年)を中心とした打線が脅威です。センバツではいまひとつ存在感を発揮できませんでしたが、春の関東大会・花咲徳栄戦では劇的なサヨナラ本塁打を放ち勝利に導くなど調子は上向きです。そのほか、攻守にバランス良い齊藤大輝(3年)、小松勇輝(3年)がいます。

また昨秋の怪我から春センバツで復活したエース斎藤礼二投手(3年)も調整は順調で、夏に向けて仕上げてくると期待します。

春県大会は遠藤成投手(2年)に先発させて経験を積ませていましたが、力強いボールを投げ込んでおり、打力も魅力的でした。そのほかにも遊撃手.加藤響(1年)、諸隈惟大(1年)など1年生を起用しながら夏へ向けて試行錯誤が見られました。東海大相模は選手層が厚いので、新1年生を含めて夏の北神奈川大会では更に強力なチームを作り、どんな布陣で臨んでくるのか、注目したいです。

慶應義塾は左腕エース.生井惇己投手(3年)、遊撃手.宮尾将選手(3年)、東京6大学.明大監督の長男、善波力捕手(2年)を中心とした守備力が持ち味です。昨秋の僅差の試合で勝ちきる勝負強さがあり、打線が上昇傾向になればチーム総合力では東海大相模に立ち向かってほしいです。打線は主将.下山悠介君(3年)の復調、吉川海斗君(2年)、廣瀬隆太君(2年)の大型選手の成長がカギとなります。

昨秋から片桐健一監督の新体制となった桐蔭学園もノーシードだが侮ってはいけません。齋藤浩志投手(3年)の出来がカギといえるでしょう。

桐光学園・横浜商大ゾーン

このゾーンは桐光学園を中心に、横浜商大、武相白山のシード校勢が挑む形勢になりそうです。その他、百合丘厚木川和など面白い公立校が並びます。

春の県大会準決勝で東海大相模を破った桐光学園は、切れ味鋭いスライダーが武器で、楽天イーグルス松井祐樹選手を彷彿とさせる冨田冬馬投手と、最速140キロで伸びのあるストレートが武器の谷村然(春は背番号1)の両2年生投手が順調に成長しています。1年生から投げ込んでおり経験は十分、12年以来の優勝を狙います。山田陸人主将(3年)を中心とした2年生主体のチーム、勢いが付いたら怖い存在です。

横浜商大は右サイドの技巧派・青山俊介投手(3年)と斎藤巧外野手(3年)を中心とした投打にバランスの取れたチームで2003年以来の甲子園を狙います。

■前半戦の好カード

前半戦の好カードは、勝敗の予想を含みますが、次の試合を紹介します。

◇7月8日(日)*開幕試合
日大 vs 大師 (横浜スタジアム.第2試合)

◇7月13日(金)
慶應義塾 vs 日大 (横浜スタジアム.第1試合)

◇7月15日(日)
川崎北 vs 川和 (平塚球場.第1試合)

◇7月19日(木)
横浜商大 vs 武相  (横浜スタジアム.第1試合)
法政二 vs 桐蔭学園 (藤沢八部球場.第1試合)

こちらの大会展望もご覧ください。
⇒Column:南神奈川・北神奈川大会を展望

山田太郎 水島新司 ドカベン 大和スタジアム

■南・北神奈川大会 完全ガイド

こんな雑誌を見つけました。

この夏に向けて神奈川高校野球をさらに面白くしてくれるガイドブック2つを紹介します。観戦には必須アイテムとなりそうですね。

 

その他、千葉県、埼玉県の高校野球特集もあります。

◇東・西千葉大会展望号 2018年 (週刊ベースボール 7/27号 別冊夏草号) 7月4日(水)発売予定

◇東・西東京大会展望号 2018年 (週刊ベースボール 6/30号 別冊立夏号)  発売中

◇南・北埼玉大会展望号 2018年 (週刊ベースボール 8/2号 別冊夏星号) 発売中 

 

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