年間大会スケジュール

2023年(令和5年)高校野球 年間カレンダー -2023.3.20-

投稿日:2023年3月5日 更新日:

 

第90回選抜大会 甲子園 千葉

2023年、3月高校野球の対外試合の解禁、プロ野球キャンプ・オープン戦のニュースが飛び込み始めました。令和は5年です(なかなか和暦が覚えられなくなっています)。

今週の野球はなんといってもWBC 2023(World Baseball Classic、ワールド・ベースボール・クラシック)で始まりました。

米大リーグから大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)、ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)、”ヌ~~ト”と大人気のラーズ・ヌートバー(セントルイス・カージナルス)が集まり、日本のスター選手と侍ジャパンとして野球観戦できるなんて凄いことです!

今年から米大リーグへ挑戦する吉田正尚(オリックス→レッドソックス)、日本のエース集団、山本由伸(オリックス・バッファローズ)、佐々木朗希(千葉ロッテ・マリーンズ)、今永昇太(横浜DeNAベイスターズ)、打撃陣も山田哲人、”村「神」様”こと村上宗隆(東京ヤクルト・スワローズ)を要する布陣、面白くない訳がありません。

その日本侍ジャパンは日本で開催されたグループ予選を4戦全勝で勝ち抜き、米フロリダでの準決勝、決勝のトーナメント戦へ進出しましたね。引き続き応援しましょう!!

そして、いよいよ春のセンバツ高校野球が始まります。第95回記念大会は36校の出場、こちらも楽しみましょう!!!

2020年から新型コロナウィルスによりいろんなスポーツ観戦ができなかった、制約を受けてきましたが、この2023年の春からほぼフリーに、声だし応援OK、吹奏楽による応援も始まりました。なんとも長いトンネルでしたね。

さて、そんな2023年の野球観戦の年間スケジュール、観戦計画を立てましょう。
どうぞ参考にご覧ください。

■年間スケジュール(神奈川・千葉・埼玉・東京)

野球観戦エリアとなる神奈川県、千葉県、埼玉県、東京都の高校野球に関するスケジュールを各高野連HPに掲載されています。

ここでは、2023年の春・夏・秋季大会から甲子園等の全国大会までの日程をカレンダー形式で予定表としてまとめていきます。

2023年の年間スケジュール、大会日程が2月に入り東京都、千葉県と順次発表され、3月に神奈川、埼玉県の情報更新されました。情報は順次更新します。

この一般観戦の条件、試合日程の変更等もあります、観戦へお出かけの際はその都度、各都道府県の高野連HPで改めてご確認下さい。

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2023年(令和5年) 高校野球大会スケジュール

選抜高等学校野球大会(春のセンバツ)

秋季地区大会の成績などを参考に選抜された一般選考28校および明治神宮枠1校(明治神宮枠は獲得地区の一般枠を増枠する)と、特別選考の21世紀枠3校の計32校で行われるトーナメント大会。

主催は毎日新聞社。優勝旗は大紫紺旗。
甲子園ではベンチ入り選手は18名、責任教師1人、監督1人、記録員1人(女子も可)、そのほかは入れない。練習補助員が記録員を兼ねてもよい。

◆選抜出場校の選考基準

一般選考は、基本的には秋季大会の成績をベースに、試合内容、地域性を考慮して決定。推薦枠は、技能はもちろん、学校の校風、地域活動などを踏まえた各都道府県からの推薦校から最終的には東・西から1校ずつと地域関係のない1校の3校を21世紀枠として選考。

従来の選考では、「秋季地区大会の成績」と「地域性」のバランスを重視した選考もありましたが、最近の選考は「地域性」よりも「成績」を重視する傾向です。
同一都道府県から2校の出場(さすがに3校はない)も珍しくありません。

出場校選考基準 [日本高等学校野球連盟HPから引用]

(1)大会開催年度高校野球大会参加者資格規定に適合したもの。
(2)日本学生野球憲章の精神に違反しないもの。
(3)校風、品位、技能とも高校野球にふさわしいもので、各都道府県高校野球連盟から推薦された候補校の中から地域的な面も加味して選出する。
(4)技能についてはその年度の新チーム結成後より11月30日までの試合成績ならびに実力などを勘案するが、勝敗のみにこだわらずその試合内容などを参考とする。
(5)本大会はあくまで予選をもたないことを特色する。従って秋の地区大会は一つの参考資料であって本大会の予選ではない。

■【一般選考】各地区からの選出

各地区大会と一般選考の地域ブロックは必ずも一致していません。
東京は、秋季関東地区大会(神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木、茨城)とは別に東京都大会が開催され、必ず1枠は獲得できます(優勝校が1枠に選考されます)。東京を除く、山梨を入れた関東地区大会から4校選出して、最後に関東・東京ブロックとして1枠が選ばれます。
また、中国地区、四国地区も2校ずつ選出してから、中国・四国ブロックとして最後の1枠が選ばれます。

◇北海道  : 1 校
(北海道地区:北海道)
◇東北   : 3 校
(東北地区:青森、岩手、秋田、山形、福島)
◇関東・東京: 6 校 ※関東4校、東京1校を選出後、残り1校を選出。
(関東地区:茨城、栃木、群馬、千葉、埼玉、神奈川、山梨)
(東京地区:東京)
◇東海   : 2校
(東海地区:静岡、愛知、岐阜、三重)
◇北信越  : 2 校
(北信越:新潟、富山、福井、長野)
◇近畿   : 6 校
(近畿:滋賀、京都、大阪、奈良、和歌山、兵庫)
◇中国・四国: 5 校 ※中国、四国各2校を選出後、残り1校を選出。
(中国地区:岡山、広島、島根、鳥取、山口)
(四国地区:香川、徳島、愛媛、高知)
◇九州・沖縄: 4 校
(九州地区:福岡、佐賀、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄)

記念大会は各地区出場校が増えます。
2023年のセンバツ、第95回記念大会は2県あたり1枠を最低条件として東北を1校増やしました。また新型コロナウィルスの影響で中止となった2020年を除く過去10大会の選抜でベスト4以上の成績を残した延べ高校数が多い地区(関東、東京、東海、近畿、四国)が候補となり、東京1枠、近畿6府県6枠とすでに都府県数以上の枠があるため除外、その結果、関東、東海、四国の3地区が1校増加となりました。

■【21世紀枠】

21世紀枠の選考は各都道府県から1校を推薦(1次)、次に各地区ごとに1校を推薦して、全国9校に絞られます(2次)。最後に3校が選考され、21世紀枠出場校が決定します(最終選考)。

練習環境や活動内容にスポットを当て、恵まれない環境の高校や模範となるべき高校にセンバツ出場の機会を与えます。ただし、各都道府県の秋季大会で参加校数が128校を上回る都道府県ではベスト32、それ以外の県ではベスト16以上に勝ち進む必要があります。
・「野球を行うことが困難ながらも克服した高校」
・「文武両道で模範的な取り組みをする高校」

◇東日本  : 1校
◇西日本  : 1校
◇地域問わず: 1校 合計3校

■【明治神宮大会枠

各地区の秋季地区大会の優勝校10校が結集して行われる明治神宮大会。この大会での優勝校が「明治神宮大会枠」に入り、その優勝校の地区の選考枠がプラスされ、繰り上がり校が出てきます。

◇大会優勝校: 1校

高校野球 スコア

タイブレーク、投球数制限の導入(高校野球特別規則)

2018年、第90回記念大会から延長戦に『タイブレーク』方式が導入され、延長12回を終えて同点の場合は13回よりタイブレークを適用されました。なお、タイブレークは今年(2023年)からは延長10回からのタイブレークに変更されました。

ノーアウト1・2塁から試合を行い、打順は前回のイニングの続きからとし、前イニングの最後から数えて2名がそれぞれ1塁・2塁のランナーとする。

また『申告故意敬遠』も適用されました。
高校野球選手たちの過密な大会日程、投手への過度な負担、怪我や病気への回避策です。

また2020年のセンバツ甲子園から「1週間で1人の投手が投球できる総数を500球以内」という投球数制限する新しいルールが提供されています。同じ大会で3連戦を回避する日程、複数の投手を育成するよう留意するなど、ガイドラインが3年間、試行されます。

詳しくはこちら→高校野球特別規則 (jhbf.or.jp)

『高校野球特別規則に記された<投球数制限>に関する運用要旨』

▽投球数、対象期間、試合について
・1人が投球できる総数は1週間500球以内
・1週間の対象期間は、都道府県大会などとそれに続く大会の日程を含む
・降雨などでノーゲームとなった試合の投球数もカウントする

▽1週間で500球に到達した場合の取り扱い
・500球に達した打者の打撃が終わるまで投げられる
・降板した投手は、以降その試合では投球できない

▽投球数(公式記録)の取り扱い
・試合終了後、原則として公式記録で大会本部と両チームが各投手の投球数を確認
・試合前のメンバー表交換時、それまでの1週間の試合での各投手の投球数を記したシートを両チームに配布して確認

 

2023年(平成5年) 第95回記念選抜高等学校野球大会

第95回高校野球大会の日程は以下のとおり。

○日程

・出場校発表  : 1月27日(金)
・組合せ抽選会 : 3月10日(火)
・大会期間   : 3月18日(金)~14日間
(雨天順延、準々決勝・準決勝・決勝の間に休養日1日を含む)
・決勝戦    : 3月31日(金)予定
・球場     : 阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)

○出場校

【一般選考】    32校
・北海道(1):クラーク国際(北海道)
・東北(2+1) :仙台育英(宮城)、東北(宮城)、能代松陽(秋田)
・関東・東京(6+1):作新学院(栃木)、健大高崎(群馬)、山梨学院(山梨)、専大松戸(千葉)、慶應義塾(神奈川)、東 海大菅生(東京)、二松学舎大付(東京)
・東海(2+1) :常葉大菊川(静岡)、東邦(愛知)、大垣日大(岐阜)
・北信越(2):北陸(福井)、敦賀気比(福井)
・近畿(6) :履正社(大阪)、龍谷大平安(京都)、彦根総合(滋賀)、智辯和歌山 (和歌山)、報徳学園(兵庫)、社(兵庫)
・中国・四国(5+1):広陵(広島)、鳥取城北 (鳥取)、光(山口)、英明(香川)、高松商(香川)、高知(高知)
・九州(4) :大分商(大分)、長崎日大(長崎)、海星(長崎)、沖縄尚学(沖縄)

【明治神宮大会枠】
・(1)大阪桐蔭(近畿地区)(昨秋明治神宮大会優勝校)

【21世紀枠】
・(3)石橋(栃木)、氷見(富山)、城東(徳島)

○チケット

中央指定席:3,900円、1・3塁指定席:3,400円、1・3塁アルプス指定席:1,200円、外野指定席:700円

入場券は全席指定席・前売発売となり、インターネット発売、コンビニでの発売開始となります。なお、残席がある場合に限り、阪神甲子園球場の窓口にて当日券を発売するようです。準決勝、決勝のコンビニ販売はないのでご注意を。

春季都道府県大会

夏の高校野球地方大会のシード権を目指す大会。3月中旬~5月下旬に各都道府県で開催。

各都道府県内での地域ブロックでのリーグ戦等による予選を行い、本戦(都道府県大会)への出場権を競う。

ベンチ入り選手の数は、秋・春は25名の都道府県が多い。

春季地区大会

9地区(北海道、東北、関東・東京、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州)のブロック大会。4月下旬~6月中旬に各地区ブロックで開催。

■関東大会

関東では、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、山梨、東京(春のみ)を加えた8都県の春季大会優勝・準優勝校および開催県の3位、4位の1~2校を加えた合計18校が出場するトーナメント戦。

直前の選抜高等学校野球大会でベスト4に進出した高校は、関東高野連推薦枠として出場(地区大会成績に関わらず1位扱い、出場枠内の成績の場合は次点校繰上げ)。

◆2023年は<神奈川県>で5月20日開催(~23、27、28日の6日間)

関東地区の大会開催地は、春季、秋季大会を山梨→埼玉→群馬→栃木→茨城→神奈川→千葉(→山梨)となっており、3年半で順番に回ってきます。2023年度は、春季は神奈川県、秋季は栃木県での開催となります。

第75回春季関東地区高等学校野球大会 4月14日(金)に抽選会、5月20日(土)から28日(日)の6日間の日程で開催される。組み合わせ・日程はこちら→工事予定

高校野球の明治神宮大会での静岡vs早実のナインたち

 

夏の高校野球地方大会(選手権地方大会、夏季都道府県大会)

全国高等学校野球選手権大会への出場権を目指して、各都道府県(北海道は南北、東京は東西の2校ずつ)でトーナメント大会。6月中旬~7月下旬に開催、熱戦が繰り広げられる。

ベンチ入り選手の数は、甲子園では18名以下ですが、20名とする都道府県が多い。

全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)

北海道、東京は2校ずつの全国都道府県の49代表校が出場。毎年8月に開催。
主催は朝日新聞社。優勝旗は深紅の大優勝旗。

甲子園のベンチ入り選手は18名。

10年ごとの記念大会は出場校を増枠されます。前回100回記念大会(2018年、平成30年)では出場校56校が参加。2023年の105回記念大会ですが例年通り、49代表校によるトーナメント戦が予定されています。

◆第105回全国高校野球選手権記念大会

○日程

・組合せ抽選会 : 8月3日(木)
・大会期間   : 8月6日(日)から17日間
(雨天順延、3回戦2日目、準々決勝、準決勝各翌日の休養日3日を含む)
・球場     : 阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)

○出場校

北北海道 : クラーク   (7年ぶり2度目)
南北海道 : 北海     (2年ぶり40度目)
青森   : 八戸学院光星 (2年連続12度目)
岩手   : 花巻東    (4年ぶり11度目)
秋田   : ノースアジア大明桜 (2年ぶり11度目)
山形   : 日大山形   (2年ぶり19度目)
宮城   : 仙台育英   (2年連続30度目)
福島   : 聖光学院   (2年連続18度目)
茨城   : 土浦日大   (5年ぶり5度目)
栃木   : 文星芸大付  (16年ぶり11度目)
群馬   : 前橋商    (13年ぶり6度目)
埼玉   : 浦和学院   (2年ぶり15度目)
千葉   : 専大松戸   (2年ぶり3度目)
東東京  : 共栄学園   (初出場)
西東京  : 日大三    (2年連続19度目)
神奈川  : 慶應義塾   (5年ぶり19度目)
山梨   : 東海大甲府  (8年ぶり14度目)
新潟   : 東京学館新潟 (初出場)
長野   : 上田西    (8年ぶり3度目)
富山   : 富山商    (9年ぶり17度目)
石川   : 星稜     (2年連続22度目)
福井   : 北陸     (7年ぶり4度目)
静岡   : 浜松開誠館  (初出場)
愛知   : 愛工大名電  (3年連続15度目)
岐阜   : 大垣日大   (5年ぶり6度目)
三重   : いなべ総合学園(7年ぶり3度目)
滋賀   : 近江     (5大会連続17度目)
京都   : 立命館宇治  (4年ぶり4度目)
大阪   : 履正社    (4年ぶり5度目)
兵庫   : 社      (2年連続2度目)
奈良   : 智弁学園   (2年ぶり21度目)
和歌山  : 市和歌山   (7年ぶり6度目)
岡山   : おかやま山陽 (6年ぶり2度目)
広島   : 広陵     (5年ぶり24度目)
鳥取   : 鳥取商    (2年連続4度目)
島根   : 立正大淞南  (11年ぶり3度目)
山口   : 宇部鴻城   (4年ぶり3度目)
香川   : 英明     (12年ぶり3度目)
徳島   : 徳島商    (12年ぶり24度目)
愛媛   : 川之江    (21年ぶり6度目)
高知   : 高知中央   (初出場)
福岡   : 九州国際大付 (2年連続9度目)
佐賀   : 鳥栖工    (初出場)
長崎   : 創成館    (5年ぶり3度目)
熊本   : 東海大熊本星翔(5年ぶり3度目)
大分   : 明豊     (3年連続9度目)
宮崎   : 宮崎学園   (初出場)
鹿児島  : 神村学園   (4年ぶり6度目)
沖縄   : 沖縄尚学   (2年ぶり10度目)

 

◆ベンチ入り18→20人に拡大

2023年(令和5年)の第105回全国高校野球選手権からベンチ入り人数を従来の18人から2人増やして20人と拡大した。投球数制限の導入や故障予防、暑さ対策の観点からの判断、素晴らしい。選手たちにとっても嬉しいニュースです。

登録人数については、ベンチ入り制限は14人に始まり、1978年に現在の49代表になると15人に、その後、1994年から16人、2003年から18人と増やしてきた経緯があるようです。

また、クーリング(冷却)タイムを設定して、5回終了後のグラウンド整備時間と合わせて10分間、体の冷却など暑さ対策にあてることが決まりました。

 

◆甲子園決勝の試合開始は14時

地方大会決勝の試合開始時間をなぜ一番暑い13時などに開始するのか、選手たち、応援する観客のみなさんも熱中症など引き起こしやすい状況となり、議論や波紋が投げかけられていました。確かに近年の夏の暑さは酷すぎて、いろんなアイデアで試してみることはいいことですね。

ちなみに甲子園の決勝は14時です。できれば早い午前中の時間帯、もしくは少し涼しくなる夕方、ナイターでと考えられる方が多いと思います。チーム、選手たちから見れば、準決勝からの試合間隔をとにかく長く確保して疲れを癒やしたいところ。

決勝戦の試合後には、表彰式などのセレモニー、メディア対応などをこなし、宿舎に帰り、翌朝には宿舎を引き払って出発、地元に帰郷するスケジュール。早朝の試合開始では休養時間がとれない、夜間での試合開始は翌日までのスケジュールが厳しすぎるという判断で、チーム、選手たちの負担を考慮した結果、14時試合開始になっているようです。

 

◆選手権大阪府大会のシード制採用

高校野球激戦区の大阪府大会がついにシード制を導入することが2020年に決定。全国で49ある全ての地方大会で、シード制が採用された。

大阪府は「教育の一環ですべて公平」というのが基本方針だったが、「選手たちの危険防止や健康管理をいっそう進めることは喫緊の課題」として、猛暑による体調不良や試合中の事故を防ぐため、実力差が大きいチームの対戦を回避させるシード制の導入が議論されていました。
新設されるシード権は、春季近畿地区大会大阪府予選で16強入りしたチームに与えられる。大阪大会では、シード校はいずれも2回戦からの登場となり、3回戦までシード校同士は対戦しない。

大阪府は強豪校ひしめく激戦区であり、出場校も多いため、危険防止が真っ先に必要ですね。

2018夏の甲子園 慶應義塾vs高知商

 

WBSC U-18ベースボールワールドカップ

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)主催により、隔年で開催される。16歳から18歳の各国・地域代表選手で競われる野球の国際大会である。
旧称は「18U(AAA)世界野球選手権大会」、「18U野球ワールドカップ」。

夏の甲子園大会が同時期に開催されているため、日本チームの参加は困難となっていた。年齢制限が19歳以下であった1982年の第2回大会は東都大学野球連盟の1・2年選抜選手、1999年の第18回大会にも沖縄県の選抜選手による参加はしていた。9月の開催となった2004年の第21回大会から甲子園大会を湧かせた選手を中心としたドリームチームといえるメンバーが結成される(代表監督は元横浜監督.渡辺元智氏)。

2014年から「侍ジャパン」としてワールド・ベースボール・クラシックのプロ野球選手中心の日本代表チームと同じユニフォームとなっている(2013年、大阪桐蔭監督.西谷浩一氏)。2015年の第27回大会は、大会史上初めて日本で開催された。アメリカ3連覇の前に準優勝でした。

昨年2022年第30回大会から明徳義塾監督.馬淵史郎氏が指揮している。日本代表は3位決定戦で韓国を破り第3位、銅メダルを獲得した。アメリカが2大会ぶり10回目の優勝、チャイニーズタイペイ(台湾)が準優勝した。アメリカはU-12、U-15に続くワールドカップ制覇を果たしています。

世界の野球、木製バットへの課題に対して大会ごとに悩み、対策しますがなかなか良い結果が出ません。どう取り組むか、とても興味深いですね。高校野球の金属バットもそろそろ見直す時期でしょうか。

2023年に開催予定の第31回WBSC U-18野球ワールドカップの出場権を獲得した国、地域は以下の通り。
・アフリカ (1)
・アジア (3)
・アメリカ大陸(4) :メキシコ、アメリカ、ベネズエラ、パナマ
・ヨーロッパ (2)  :スペイン、オランダ
・オセアニア (1) :オーストラリア
・ワイルドカード (1)

BFA U-18アジア選手権大会

アジア野球連盟(BFA)が主催するU-18アジア選手権は、隔年で開催されるU-18ワールドカップが開催されない間の年に開催されており、U-18ワールドカップのアジア予選も兼ねて行われている。
旧大会名は「AAAアジア野球選手権大会」「アジアジュニア野球選手権大会」「18Uアジア野球選手権大会」など。

毎回日本を含めた7~8ヶ国が出場している。甲子園終了の興奮醒めやらぬ中、大会を湧かせた選手を中心としたドリームチームといえるメンバーが結成されるため、高校野球ファンの高い注目を浴びている。また甲子園出場校以外にも広く召集される傾向がある。

 

高校野球

秋季都道府県大会

来春のセンバツ出場を目指す地区大会の予選となる都道府県大会。夏の選手権大会が終わり、3年生が抜けた2年生、1年生で構成する新チームでの公式戦となる。

8月中旬~10月中旬に開催。ベンチ入り選手は25名が多い。

 

秋季地区大会

来春のセンバツ甲子園出場への選考に関わる10地区のブロック大会。春は関東・東京をセットで行うが、秋は関東と東京で分かれる。10月上旬~11月上旬に開催。

翌春の選抜大会出場候補として、各ブロックで枠数による成績上位校から順に選考の可能性が濃厚となる。

2022年開催県は「栃木」の予定。

野球場

国体(高校野球硬式の部)

国民体育大会とは、昭和21年から、毎年都道府県持ち回りで開催される国内最大のスポーツの祭典です。「冬季大会」と「本大会」の競技得点の合計を競い合う、都道府県対抗方式で行われ、天皇杯(男女総合成績第1位)・皇后杯(女子総合成績第1位)の獲得を目指し、代表選手が各競技で熱い戦いを繰り広げます。

国体は、広く国民の間にスポーツを普及し、国民の健康増進と体力向上を図り、地方スポーツの振興と地方文化の発展を図ることを目的として行われます。全国を東地区(北海道・東北・関東)、中地区(北信越・東海・近畿)、西地区(中国・四国・九州)の3つに分けて輪番制で開催されています。

高校野球は、「正式競技」ではなく「特別競技」、「公開競技」と位置付けられて、高等学校野球競技(硬式・軟式)として都道府県対抗の得点対象にはなりません。

◆夏の甲子園ベスト8校の出場、3年生が主体

出場条件は、以下の通りの12校が選考されます。
・開催地枠(1)  :国体開催地から夏の甲子園、選手権大会出場、代表校
・ベスト8枠(8)  :夏の甲子園ベスト8校
・ベスト16枠(3):夏の甲子園ベスト16(3回戦進出校)のうち地域性を考慮した3校

トーナメント方式の9イニング制で行われ、9回終了時点で同点の場合はタイブレーク方式(無死一・二塁から攻撃)が採用されます。決勝戦はタイブレーク方式を採用せず、両校優勝となります。

国体の開催時期は1、2年生主体の新チームで秋季地区大会が開催されているので、3年生主体で国体参加することになります。3年生にとっても最後の引退試合という位置づけで、甲子園出場校の最後のご褒美的な大会な意味合いが強いです。

正式競技ではありませんが、夏の甲子園のあとに開催されることもあり、開催地、隣県など地元では人気の高い種目です。それは甲子園に行かず、全国大会が観戦できるチャンスはないですからね。

 

◆第78回国民体育大会 「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会

2023年(令和5年)に鹿児島県で開催予定の国民体育大会(国体)である。本大会の愛称は「燃ゆる感動かごしま国体」、スローガン「熱い鼓動 風は南から」。マスコットは”ぐりぶー”、なかなか興味深いです。

・開催期間:未定(硬式)  ※国体全体は10月7日〜10月17日。
・開催地 :未定

明治神宮大会(高校の部)

秋季地区ブロック大会の各優勝校の10校が秋の「日本一」を決める大会。大学の部、高校の部で構成される。

明治神宮鎮座50年を記念して行われた1970年(昭和45年)の奉納野球が始まりで、第4回大会から高校野球も加わり、高校と大学の2つの部となり、現在に至っています。
東京・明治神宮野球場、11月(未定)に開催される。

2022年前回優勝校は大阪桐蔭高校(大阪)。

日本学生野球協会はこちら
http://www.student-baseball.or.jp/index.html

 

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2023年度(令和5年) 高校野球大会カレンダー

以下の年間カレンダーの「月」をクリックするとその月間カレンダーを表示します。 

 1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月 10月 11月 12月
地方
大会
*対外試合解禁 *新チーム交代 オフシーズン
△春季 △夏季
(選手権予選)
▽秋季
△春季地区 ▽秋季地区
全国
大会
▲選抜 ▲選手権 ▲国体 ▼明治神宮
世界
大会
▲ワールドカップ

■1月  センバツ出場校決定

1月 神奈川 千葉 埼玉 東京 関東・全国 備考
1 元旦
2 振替休日
3
4
5
6 小寒
7
8
9 成人の日
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20 大寒
21
22 旧正月
23
24
25
26
27 選抜出場校決定
28 春七草
29
30
31

■2

2月 神奈川 千葉 埼玉 東京 関東・全国 備考
1
2
3 節分
4 立春
5
6
7
8
9
10
11 建国記念日
12
13
14
15
16
17 春季地区予選抽選会
18
19 雨水
20
21
22
23 天皇誕生日
24
25 春季大会抽選会
26
27
28

■3月  春の選抜・センバツ甲子園、春季地方予選大会始まる

3月 神奈川 千葉 埼玉 東京 関東・全国 備考
1
2
3
4
5 対外試合解禁
6 啓蟄
7
8
9
10 選抜.大会抽選会
11 春季大会一次予選
12
13
14
15
16
17
18 選抜.開幕,1・2回戦
19 一次予選代表校決定
20
21 春分の日
22
23
24 選抜.3回戦
25 春季地区予選
26
27 選抜.準々決勝
28 予備日
29 選抜.準決勝
30 予備日
31 選抜.決勝

■4月  春季県大会

4月 神奈川 千葉 埼玉 東京 関東・全国 備考
1 春季都本大会
2
3
4
5 春季地区予選抽選会 清明
6 春季県大会抽選会
7
8 春季県大会1・2回戦 春季県大会予選
9 春季2回戦
10
11 春季地区予選
12
13 春季県大会抽選会 関東地区大会抽選会
14
15 春季3回戦
16
17
18
19 春季県大会抽選会
20 穀雨
21
22 春季4回戦 春季県大会1回戦 春季県大会1回戦
23 春季2回戦
24
25 春季2回戦
26
27 春季3回戦
28 準決勝@富士森公園
29 春季準々決勝@保土ヶ谷 春季3回戦 春季準々決勝 昭和の日
30 春季準々決勝@県SC 春季準々決勝 決勝@富士森公園

■5月  春季関東地区大会

5月 神奈川 千葉 埼玉 東京 関東・全国 備考
1 (休養日)
2 春季県大会準決勝@大宮公園 八十八夜
3 春季準決勝@県SC (休養日) 憲法記念日
4 春季決勝@県SC 春季決勝@大宮公園 みどりの日
5 春季準決勝@ハマスタ こどもの日
6 春季決勝@ハマスタ 立夏
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20 関東地区大会(神奈川)1回戦
21 小満
22 関東地区2回戦
23
24
25
26
27 関東地区準決勝
28 関東地区決勝
29
30
31

■6月  全国選手権大会の地方大会抽選・組み合わせ

6月 神奈川 千葉 埼玉 東京 関東・全国 備考
1
2
3
4
5
6 芒種
7
8
9
10 選手権神奈川大会抽選会
11 入梅
12
13
14 選手権千葉大会抽選会
15
16
17 選手権 東・西東京大会抽選会
18
19
20 選手権埼玉大会抽選会
21 夏至
22
23
24
25
26
27
28
29
30

■7月  夏の選手権大会・都道府県大会始まる(3年生最後の大会)

7月 神奈川 千葉 埼玉 東京 関東・全国 備考
1
2 半夏生
3
4
5
6
7 選手権神奈川大会開会式 小暑
8 選手権千葉大会開会式 選手権埼玉大会開会式 選手権 東・西東京開会式
9
10 (予備)
11
12
13
14
15
16
17 海の日
18 (予備)
19 千葉・5回戦
20 (予備) 土用入
21 千葉・準々決勝@マリン
22 神奈川・準々決勝@横浜スタ 千葉・準々決勝@県SC
23 (休養日) (休養日) 大暑
24 神奈川・準決勝@横浜スタ (休養日) 埼玉・準々決勝@大宮公園 西東京/東東京・準々決勝
25 (休養日) 千葉・準決勝@マリン (休養日)
26 神奈川・決勝@保土ヶ谷 (休養日) 埼玉・準決勝@大宮公園
27 千葉・決勝@マリン (休養日) 西東京・準決勝@神宮
28 埼玉・決勝@大宮公園 東東京・準決勝@神宮
29 西東京・決勝@神宮
30 東東京・決勝@神宮
31

■8月  夏の甲子園・選手権大会、秋季地方予選大会始まる(新チーム始動)

8月 神奈川 千葉 埼玉 東京 関東・全国 備考
1 秋季大会予選抽選会
2
3 全国選手権大会抽選会
4
5
6 全国選手権大会開幕@甲子園
7
8 立秋
9
10
11 山の日
12
13
14
15
16
17 秋季地区予選
18 秋季大会予選 全国選手権.準々決勝
19 (予備日)
20 全国選手権.準決勝
21 (予備日)
22 全国選手権.決勝
23 秋季東京都大会予選抽選会 処暑
24
25 秋季予選敗者復活戦抽選会
26
27
28
29 秋季予選敗者復活戦
30
31

■9月  ワールドカップ、秋季地方・県大会

9月 神奈川 千葉 埼玉 東京 関東・全国 備考
1 秋季地区予選抽選会
2 秋季予選敗者復活戦 秋季大会一次予選
3
4
5
6 秋季県大会抽選会
7 秋季県大会抽選会
8 白露
9 秋季県大会.1・2回戦 秋季地区予選 秋季大会一次予選 WBSC U-18 野球ワールドカップ
10 秋季県大会.2回戦
11
12
13
14
15
16 秋季県大会.3回戦 秋季県大会.1回戦 秋季大会一次予選
17 秋季県大会.4回戦 2回戦
18 〃(決勝) 敬老の日
19 秋季県大会抽選会 秋季大会一次予選(代表校決定)
20 彼岸入
21
22
23 秋季県大会.準々決勝 秋季県大会.3回戦 秋季県大会1回戦 秋分の日
24 秋季県大会.準々決勝 秋季県大会.準々決勝 2回戦
25
26 秋季県大会.3回戦
27
28
29 秋季県大会.準々決勝
30 秋季県大会.準決勝@保土ヶ谷 秋季県大会.準決勝@県SC

■10月  国体、秋季関東地区大会

10月 神奈川 千葉 埼玉 東京 関東・全国 備考
1 秋季県大会.決勝@保土ヶ谷 秋季県大会.決勝@県SC 秋季県大会.準決勝
2 秋季都本大会抽選会
3 秋季県大会.決勝
4
5
6 秋季関東大会抽選会
7 秋季都本大会1・2回戦 国体開幕(鹿児島)
8 寒露
9 国体.準決勝 スポーツの日
10 国体.決勝
11
12
13
14 秋季都本大会1・2回戦
15
16
17
18
19
20
21 秋季都本大会・2回戦 秋季関東大会.1回戦(栃木)
22 1回戦
23 2回戦
24 2回戦 霜降
25
26
27
28 秋季都本大会3回戦
29 秋季関東大会.準決勝
30 秋季関東大会.決勝
31

■11月  明治神宮野球大会(シーズン最後の全国大会)

11月 神奈川 千葉 埼玉 東京 関東・全国 備考
1
2
3 文化の日
4 秋季都本大会.準決勝@神宮
5 秋季都大会.決勝@神宮 明治神宮野球大会.抽選会
6
7
8 立冬
9
10
11
12
13
14 彩の国野球フェスティバル
15 明治神宮野球大会.開幕
16
17
18 準決勝@神宮
19
20 決勝@神宮
21
22 小雪
23 勤労感謝の日
24
25
26
27
28
29
30

■12月  シーズンオフ

12月 神奈川 千葉 埼玉 東京 関東・全国 備考
1  対外試合禁止
2
3
4
5
6
7 大雪
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22 冬至
23
24
25 クリスマス
26
27
28
29
30 晦日
31 大晦日

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