今夏開催される第100回全国高校野球選手権記念大会のキャッチフレーズのグランプリに、宮崎第一高校(宮崎市)の2年生、屋谷明唯(やたにめい)さんの「本気の夏、100回目。」が選ばれました。10分もかけずに考えたフレーズとのことです。
これから新聞紙面、テレビ、ラジオなどでの使用されて、目に触れるようになります。
スポンサーリンク
キャッチフレーズコンクールは、朝日新聞社、朝日放送主催、日本高野連後援で7月から10月中旬まで募集されました。1人1点、15字以内のキャッチフレーズの応募でしたが、残念ながら、対象に一般、社会人の枠はなく、「高校生」対象でした。
今回は、全国の高校生から過去最多となる1万1565点の応募があり、第100回にちなんでグランプリと優秀賞を合わせて100作品が選ばれました。入選作品を見てみると同一校から複数作品が入選しているので、学校とか学年全体で応募しているところが多いようですね。
歴代のキャッチフレーズを以下に集めてリストアップしてみました。ご覧ください。
野球球児たち自身から、もっともっと最後の夏への熱い想い、グラウンドからの夢や泥くさい本音、声を聴きたい思いましたが、みんな綺麗なフレーズばかりでした。。。
◼歴代キャッチフレーズ
2000年 きっとある君だけの甲子園
2001年 君といる夏 甲子園
2002年 ずっと逢いたい 夢でした
2003年 忘れられない、夏になる
2004年 夏のドラマが動き出す
2005年 君に見せたい夏がある
2006年 夏の仲間にありがとう
2007年 甲子園に、恋をした。
2008年 この一球に、かける夏。
2009年 “夏”という名の宝物
2010年 夏の夢、今、走りだす
2011年 一瞬の夏、一生の記憶
2012年 駆けあがれ!夏のテッペン
2013年 野球が僕らを一つにする
2014年 キラキラ輝く、キミの夏
2015年 新たな夏、プレーボール。
2016年 ワクワク、ドキドキ甲子園
2017年 じぶん史上、最高の夏
さて、もうひとつ。甲子園に新しい歴史ができるかもしれません。
第100回大会決勝は「男女アベック決勝」実現か
来夏に100回目記念の節目を迎える全国高校野球選手権大会の決勝戦前に、『全国高校女子硬式野球選手権大会』の決勝を行う計画があり、協議中とのことです。
つい最近までは、試合前のシートノックに女子マネが補助するだけでも大変な議論があったばかりです。
全国の高校で女子硬式野球部設立の動きが進み、全国高校女子硬式野球連盟の加盟校は26校まで増えて、すそ野は広がり軟式や男子チームでプレーする選手まで含む女子野球の競技人口は、推定1万3000~1万5000人にもなるらしいです。
また来夏の第22回女子硬式野球大会決勝を甲子園で行う画期的プランも検討中のようです。
野球をしている少年少女にとっては「夢の甲子園」。憧れの舞台へ男子も女子も目指して今や減少している野球人口を増やして活性化すべきです。
ちなみに、日本女子野球は世界レベルでズバ抜けて強く、侍ジャパン女子代表「マドンナジャパン」は2016年W杯5連覇を達成しています。
個人的には、野球もどんどん新しいものを取り入れて発展してほしいと思います。
女子にも門戸開放すればいいのです。水島新司の漫画『野球狂の詩』の女性で左のアンダースロー投手.水原勇気(みずはらゆうき)、人気女優だった木之内みどりさんが実写で映画化されており、昔から憧れの存在だったのです。
スポンサーリンク