観戦記 2018 秋 - 県・関東・神宮

2018秋季神奈川県大会3回戦 慶應義塾 vs 桐光学園 -2018.09.16-

投稿日:2018年9月16日 更新日:

2018秋季神奈川県大会 慶應義塾vs桐光学園 雨天中止

秋季神奈川県大会は今日から3回戦(9月15日(土))。

しかしながら昨日金曜日からぐずついた天候で今日の午前中までは雨模様の予報です。天候が心配でしたが、とにかく保土谷球場へ出発。

今日の第1試合は夏の選手権、北神奈川大会決勝の『慶應義塾vs桐光学園』という好カード、第2試合は東海大相模が出場するからです。

10:00試合開始の1時間前には球場に到着しましたが、雨のため試合開始が11:00へ変更されていました。時間が空いてしまったので、車の中で朝ご飯を食べて小休止。(寝てしまいました。最近はとても寝やすい気温になり、気持ちがよいですね)。

11時すぎに球場入りしました。両チーム主将が先攻/後攻を決めていました。が、雨が止まず、開始時間はさらに12:00に延びました。球場内でグランドの様子を見ていましたが、なかなか厳しそうな状況で水たまりができています。

結局、11:30に”第1試合中止”のアナウンスが出ました。なかなか判断が難しいですね。第2試合は14:30開始ということでしたが、観戦できず。3連休なので、日程的にはいつでもOK、早く良い天気になってほしいです。

2018秋季神奈川県大会 慶應義塾vs桐光学園 雨天中止

9月16日(日)。さあ、『慶應義塾vs桐光学園』の3回戦、仕切り直しです。曇天ですが、何とか天気は持ちそう、気温は久しぶりに28度くらいになるとかです。

平塚球場

2018秋季神奈川県大会 慶應義塾vs桐光学園

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慶應義塾 12-5 桐光学園 慶應打線が爆発! 桐光の冨田・谷村両投手を攻略して7回コールド勝利

◆平成30年度秋季神奈川県大会 3回戦

2018年9月16日(日)

TEAM 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
桐光学園 0 0 3 0 0 0 2 5 8 1
慶應義塾 3 3 2 1 0 0 3 12 13 0

(試合時間2:31 開始10:57、終了13:28 平塚球場第1試合)

【慶】田口、駒形、山下-善波

【桐】冨田、谷村、天野、谷村-高橋

▽三塁打 吉川(慶)

▽二塁打 佐藤、廣瀬、関、水鳥(慶) 唐橋、鈴木、安達(桐)

2018秋季神奈川県大会 慶應義塾vs桐光学園

◇戦評

慶應義塾の先発は右腕.田口義将投手(2年)、一方桐光学園は左腕.冨田冬馬投手(2年)で、桐光の先攻、慶應の後攻で試合開始です。

慶應先発.田口投手は初回、桐光.先頭打者の唐橋悠太君(2年)のいきなりの二塁打を浴びますが、2-4番を打ち取って零点に抑えます。4番.鈴木智也君(2年)の打球はピッチャー強襲、抜ければ中翼前適時打でしたが田口君が反射的に捕球して3アウト、ナイスプレーでした。

その裏の慶應の攻撃は2アウト後、3番.本間颯太朗君(1年)から4番.廣瀬隆太君(2年)、5番.佐藤一朗君(2年)、6番.関展里君(2年)まで4連打で一挙に3得点。

2回も桐光は右腕エース.谷村然投手(2年)が登板、2アウト走者2塁から、3番.本間君、4番.廣瀬隆太君で3得点で、6-0の慶應が大きくリード。

しかし、桐光は昨年から2年生主体のチーム、まだこれから挽回してくることは十分に考えられます。まだ慶應新チーム、投手陣も昨年のような実力、安定度はまだないので、まだ試合展開がどうなるかは読めません。

そのとおり3回の桐光の攻撃は、1番.唐橋君の右翼前安打、2番.楠木龍聖君(2年)の三塁強襲内野安打、4番.鈴木君の左中間二塁打と、旧チームでもレギュラーを張ったメンバが安打を重ねて3点を返し、6-3と3点差にまた戻します。慶應はここで2番手.左腕の駒形凌投手(2年)に交代してなんとか3点に食い止めました。

駒形投手はこの後7回まで踏ん張りますが、打者から球が遅れて出てくる、出所が見えにくく、少し荒れ球もあり変化球投手ですね。昨年の渡辺淳一投手(3年)のように面白い投手になりそうです。

2018秋季神奈川県大会 慶應義塾vs桐光学園

さて、3点差にまで戻された慶應ですが、その打線は凄さが3回、4回と飛び出しました。攻撃の手を緩めず、3回は2番.吉川海斗君(2年、取手リトルシニア)の適時打で2得点、4回は今日7番に座った水鳥遥貴君(1年、愛知衣浦リトルシニア)が左中間二塁打を放ち1得点と、毎回得点。前の試合から打順の変わった吉川君と水鳥君の二人、しっかりと機能して活躍しました。

取られたら取り返す攻撃で、新チームの慶應打線は昨年に続き”凄い”と感じさせ、試合をリードしました。どこからでも得点できるレベルの打線になってきた気がします。

7回も桐光が2点を返して9-5と7回表を終わって4点差としますが、その裏に慶應は吉川君の左翼越え三塁打、水鳥君の中翼前適時打等で3点を返して12-5と7点差として、7回コールド勝利を決めました。

一方、桐光は投手陣、1年から経験を積む冨田、谷村両投手が踏ん張れませんでした(心配です)。3番手で登板した左腕.天野陸投手(2年、東京城南ボーイズ)は5回しか登板しませんでしたが、切れのあるスライダー、フォークで2奪三振とこれから活躍が期待できる投手ですね。

慶應義塾は4回戦は津久井浜(19日13:00、横須賀スタジアム第1試合)、勝てば準々決勝は古豪の横浜商(Y高)との対決です。

2018秋季神奈川県大会 慶應義塾が桐光学園に7回コールド勝利

 

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◇テーブルスコア

score_201809161

※スコアの付け方は自己流の部分があります。間違いもあると思いますが、ご了解下さい。

◇メンバー

《打撃》

【慶應義塾】
[9] R 斎藤  9 3 0 0 0 0 1 1 1 0
[3] R 吉川  7 4 2 2 3 0 0 1 1 0
[5] R 本間  5 ① 4 3 2 0 0 0 1 2 0
[4] R 廣瀬  4 5 1 3 4 0 0 0 0 0
[7] R 佐藤  7 4 1 1 1 0 1 0 2 0
[8] R 関   8 4 2 3 2 0 0 1 0 0
[6] L 水鳥  6 ① 3 0 2 2 0 1 1 0 0
[2] R 善波  2 1 0 0 0 0 0 3 0 0
[1] R 田口  10 1 0 0 0 0 1 0 0 0
1 L 駒形  11 2 0 0 0 0 0 0 1 0
1 L 山下  1 0 1 0 0 0 0 1 0 0
【桐光学園】
[5] R 唐橋  5 4 1 2 0 0 0 0 0 0
[6] R 楠木  6 3 2 1 1 0 0 1 0 1
[4] L 中澤  4 3 0 0 0 0 0 1 0 0
[8] L 鈴木  9 4 1 2 2 0 0 0 0 0
[3] L 安達  3 ① 4 0 1 2 0 0 0 1 0
[7] R 鵜沢  7 3 0 1 0 0 0 1 0 0
[1] L 冨田  11 1 0 0 0 0 0 0 2 0
1 R 谷村  1 1 0 0 0 0 0 1 0 0
[9] R 森田  9 2 1 1 0 0 0 0 0 0
1 9 L 天野  10 1 0 0 0 0 0 0 0 0
[2] R 高橋  2 2 0 0 0 0 1 0 0 0

《投手》

【慶應義塾】
R 田口  10 2-1/3 13 44 5 1 0 3 3
L 駒形  11 3-4/3 19 70 3 3 1 2 2
R 山下  1 1/3 1 3 0 0 0 0 0
【桐光学園】
L 冨田  11 1-0/3 8 29 4 1 1 3 3
R 谷村  1 2-3/3 19 65 6 4 3 6 5
L 天野  10 1 3 13 0 0 2 0 0
R 谷村(2) 1 1-2/3 13 27 3 4 1 3 3

  ※最高学年以外の選手には丸数字で学年を表記

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