本日(1月10日)、第90回センバツ高校野球大会の運営委員会が今大会から導入が決まっていた「タイブレーク制」の詳細内容、「入場行進曲」が発表されました。
「タイブレーク制」は全国大会から都道府県大会まで、ほぼ全ての公式戦で実施されることになります。
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タイブレーク制の詳細が決まる
昨年、センバツ・選抜大会でのタイブレーク制導入のニュースから年が明けて、詳細が決まりました。
(コラム「2018高校野球 来春センバツ大会からタイブレーク制導入」)
今春のセンバツ・選抜高校野球大会をはじめに、春・夏の都道府県の地方大会から夏の甲子園である全国選手権大会でも一律に採用することが決まり、詳細内容が発表されました。
タイブレーク制は、走者を塁に置いて攻撃を始める特別ルール。得点を入りやすくすることで、試合の早期決着を図る狙いがあり、高校生投手の球数を抑えることが期待できます。
■詳細:延長13回無死一・二塁、継続打順で
・『準決勝』までの試合に適用。
・延長13回無死一、二塁から開始し、打順は12回までを引き継ぐ「継続打順制」とする。
・なお、『決勝』だけはこれまで同様に延長15回まで行い、同点の場合は引き分け再試合とする。再試合ではタイブレークを適用する。
原案では『決勝』もタイブレーク採用としていたが、日本一や甲子園出場を懸ける決勝は例外にしてほしいという意見がアンケート結果で7割以上に上り、アンケートからの現場の心情を重視したとのこと。
■タイブレーク制導入でどう変わる
9回、延長12回までに決着を付けるのが基本だと思いますが、タイブレーク制の導入により、延長戦での試合展開はどうなるのか。
タイブレーク制の導入により、打順の組み方、リリーフ投手や代打の起用も戦略の一つになるでしょう。タイブレーク専任の選手も生まれるかもしれません。
無死一、二塁は攻撃側、守備側ともに多種多様なプレーへの対応が可能になり、”瞬時の的確な判断”が求められる。1球1球で攻撃、守備共に戦略が変わる。
ただでさえ延長戦で緊迫した試合展開となるところ、その緊張感からミスが出たりすることにもなるでしょう。まさに普段から緊迫感のある練習をすることが勝利につながります。
野球の面白さが広がり、これまでの延長戦とは違うドラマが生まれ、野球を面白くしてくれることを期待します。
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入場行進曲は「今ありて」に決定
「今ありて」は昨年亡くなられた阿久悠さんが作詞、谷村新司さんが作曲した大会歌。皆が聞き覚えのある曲だと思います。
それもそのはず、1993年の第65回大会から大会歌となり、開会式の入場行進曲に使われたとのこと。
せっかく行進曲を予想、日本レコード大賞の乃木坂46「インフルエンサー」が採用されると予想したのに、、、実に残念。
ヤマちゃんが予想した【入場行進曲も大予想】も見てみて下さい。
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