2019春センバツ甲子園・第91回大会 コラム

2019選抜高校野球 センバツ出場校予想 【21世紀枠】編 ~都道府県・推薦校発表~

投稿日:2018年11月25日 更新日:

第90回選抜大会 甲子園 千葉

2019年第91回春の選抜センバツ高校野球大会『21世紀枠』、各都道府県から推薦校が発表されました。

その推薦校の紹介と、これまでの歴代出場校、すなわち21世紀枠選考結果をとりまとめてみました。選考結果から地域性のバランス、選考に強い都道府県はどこか集計してみてみたいと思います。

2018夏の甲子園 慶應義塾vs高知商

『21世紀枠』とは

2001年、21世紀最初の年、第73回大会から採用された出場枠。
従来の選考は「秋季地区大会の成績」「地域性」のバランスを重視した選考もありましたが、最近の選考は「地域性」よりも「成績」を重視する傾向です。

参考に推薦基準を以下に引用します。

《推薦基準》

(1)秋季都道府県大会のベスト16以上(加盟校が129校以上の都道府県はベスト32以上※)が対象。
※北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡

(2)以下の推薦例のいずれかに当てはまる学校。
▽ 少数部員、施設面のハンディ、自然災害など困難な環境の克服 [困難] ▽ 学業と部活動の両立 [学力] ▽ 近年の試合成績が良好ながら、強豪校に惜敗するなどして甲子園出場機会に恵まれていない [実績] ▽ 創意工夫した練習で成果を上げている [創意工夫・オリジナリティ] ▽ 校内、地域での活動が他の生徒や他校、地域に好影響を与えている [伝統・模範] (毎日新聞2017年1月27日から引用)

《決定までの選考方法とスケジュール

(1)今回ご紹介するように各都道府県で21世紀推薦校が選定される

(2)東北、関東・東京、東海、北信越、近畿、中国、四国、九州の各地区で1校に絞る。北海道1校と合わせた9校を候補校として12月(日程未定)に発表

(3)翌年1月25日の選考委員会で、候補校9校から東日本と西日本で各1校を選び、残る1校は地域を限定せずに選出
・東日本(北海道、東北、関東・東京、東海、北信越)
・西日本(近畿、中国、四国、九州)

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2019年センバツ 21世紀枠推薦校一覧

以下に都道府県から発表された推薦校と、その秋季大会戦績を示します。推薦校はさすがに県立、市立の公立校が大半を占める結果となっています。

戦績から見ると、各都道府県でベスト4入りして地区大会に出場した高校の中では、鳥取県の県立米子東(鳥取)が県大会の準優勝に続き、中国地区大会でも準優勝の成績を収めており、優勝による明治神宮大会出場、選抜大会当確にあと一歩まで迫っており目立った成績といえるでしょう。

その他、東北の県古川(宮城)、四国の県立富岡西(徳島)の2校が地区大会ベスト4まで奮闘しています。

地区 都道府県 高校名 秋季
都道府県大会
秋季
地区大会
コメント
北海道
東北 青森 県立八戸工業 ベスト4
岩手 県立千厩 ベスト8
秋田 秋田修英 優勝 ベスト8
山形 県立酒田東 ベスト16
宮城 県古川 準優勝 ベスト4
福島 県立磐城 ベスト8
関東 茨城 県立石岡第一 ベスト4
栃木 県立今市工業 ベスト8
群馬 県立伊勢崎清明 ベスト8 部員の暴力を理由に推薦辞退
埼玉 県立松山 ベスト16
千葉 県立佐倉 ベスト16 長嶋茂雄巨人終身名誉監督の母校
神奈川 市立横浜商業 ベスト8
山梨 県立甲府城西 ベスト4
東京 東亜学園 ベスト4
東海 静岡 市立清水桜が丘 準優勝 1回戦敗退
愛知 県立西尾東 ベスト4
岐阜 県立岐阜 ベスト8
三重 県立木本 ベスト8
北信越 新潟 県立新潟南 準優勝 1回戦敗退
長野 県飯山 ベスト8
富山 県立富山東 ベスト4
石川 県立小松商業 ベスト4 1回戦敗退
福井 県立金津 準優勝 1回戦敗退
近畿 滋賀 県立高島 ベスト8
京都 府立京都すばる ベスト8
大阪 府立八尾 ベスト16
兵庫 市立六甲アイランド ベスト8
奈良 県立橿原 準優勝 1回戦敗退
和歌山 県立南部 ベスト4 1回戦敗退
中国 島根 県立平田 準優勝 1回戦敗退
鳥取 県立米子東 準優勝 準優勝
岡山 県立勝山 ベスト16
広島 県立大竹 ベスト16
山口 県立萩商工 ベスト8
四国 徳島 県立富岡西 ベスト4 ベスト4
香川 県立志度 準優勝 1回戦敗退
愛媛 県立新居浜西 ベスト16
高知 県立高知工業 ベスト8
九州 福岡 県立鞍手 ベスト16
佐賀 県立鹿島 ベスト8
長崎 鎮西学院 ベスト8
熊本 県立熊本西 準優勝 ベスト8
大分 県立津久見 ベスト4
宮崎 県立都城西 ベスト8
鹿児島 県立川内 ベスト8
沖縄 県立普天間 ベスト8

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歴代21世紀枠出場とその傾向

2001年から『21世紀枠』が始まり、18年にわたりどの県からの出場校が多いのか、どの県が最終選考で選ばれているのか調べてみました。

■同一県出場回数

1位) 3回:北海道、岩手、宮城、和歌山、島根

2位) 2回:秋田、福島、愛知、新潟、滋賀、兵庫、徳島、愛媛、香川、高知

■出場実績なし
(東北)青森、(関東)茨城、群馬、埼玉、神奈川、(東海)静岡、三重、(北信越)長野、富山、福井、(近畿)京都、大阪、奈良、(中国)鳥取、岡山、広島、(九州)福岡、長崎、熊本

1位は3回で5道県。まだ18年の歴史、飛び抜けた出場(選考)回数が多い県はありませんでした。宮城は東北の中心なので少し意外でした。ちなみに2009年利府(宮城)は21世紀枠で出場した中で最高の成績、ベスト4まで進出しています。

2位となると、2回の10県となりました。四国4県がすべて2回選考されている点は目立ちました。地区別ではダントツ、4県で8回ですからね。
野球も強いし、21世紀枠にも選ばれるし、四国が野球に熱いのは分かります。

高校野球 スコア

出場回数なしは、埼玉、神奈川、京都、大阪、広島、福岡などやはり都会からは選考されていません。以外にも東京は都立小山台が2014年選考されています。

逆に青森、長野、富山、福井、鳥取などは雪国であったり練習環境が困難な地域でもあるような気がしますが、案外選ばれていません。八戸光星学院、青森山田(青森)、敦賀気比(福井)など全国レベルの強豪校もいるから、、、ちょっと違う気がします。

平均的な地域、県なんでしょうか、なかなかあまり傾向は掴めません。

鳥取県はまだ21世紀枠での出場校(選考)がなく、先述の2018秋季大会からみた注目、県立米子東(鳥取)は推薦筆頭に当たるかもしれないと思いましたが、通常に春・夏共に甲子園出場経験があり、普通に強い高校とも判明しました。

結論、選考って難しいですね。。。

■歴代21世紀枠出場校と都道府県別回数

地区 都道府県 21世紀枠出場・高校名 出場(選考)回数
北海道 北海道 02鵡川 12女満別 13遠軽 ***3回 3回
東北 青森 11回
岩手 04一関一 16釜石 17不来方 ***3回
秋田 11大館鳳鳴 18由利工 **2回
山形 10山形中央 *1回
宮城 05一迫商 09利府 12石巻工 ***3回
福島 01安積 13いわき海星 **2回
関東 茨城 3回
栃木 06真岡工 *1回
群馬
埼玉
千葉 08安房 *1回
神奈川
山梨 07都留 *1回
東京 14小山台 *1回 1回
東海 静岡 3回
愛知 08成章 15豊橋工 **2回
岐阜 17多治見 *1回
三重
北信越 新潟 03柏崎 11佐渡 **2回 3回
長野
富山
石川 06金沢桜丘 *1回
福井
近畿 滋賀 09彦根東 18膳所 **2回 7回
京都
大阪
兵庫 12洲本 16長田 **2回
奈良
和歌山 10向陽 14海南 15桐蔭 ***3回
中国 島根 02松江北 03隠岐 13益田翔陽 ***3回 4回
鳥取
岡山
広島
山口 08華陵 *1回
四国 徳島 10川島 11城南 **2回 8回
香川 05高松 16小豆島 **2回
愛媛 04八幡浜 15松山東 **2回
高知 13土佐 17中村 **2回
九州 福岡 5回
佐賀 18伊万里 *1回
長崎
熊本
大分 09大分上野丘 *1回
宮崎 07都城泉ケ丘 *1回
鹿児島 14大島 *1回
沖縄 01宜野座 *1回

※高校名の先頭の数字は20xx、出場年を表します。

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