2021明治神宮大会2回戦　広陵(中国) vs 明秀日立(関東)　-2021.11.21-

高校野球の今年最後「明治神宮野球大会」です。1年ぶりに昨日11月20日から開催された明治神宮野球大会ですが、今秋の地区大会を勝ち抜いた優勝校10校が激戦を繰り広げます。

来春センバツ甲子園出場を手中にしている10校による、”センバツ甲子園の前哨戦”といえます。ちょっと寒い時期ではありますが、熱く応援します。

緊急事態宣言も解除されましたが、コロナ蔓延防止のため「明治神宮野球大会」には事前チケット「チケットぴあ」で予約しました。10月末の早慶戦は座席指定だったため、予約開始時刻に準備して予約したのですが、この大会は座席指定ではありませんでした（入場制限レベルになっているようです）。

そのため例年通り神宮球場に早め出向き、球場7時ちょっと前に到着、行列の最後尾へ並びました。外苑のイチョウ並木も色付き始め、今日は曇天のため、寒い感じ。

入り口ゲートは1塁側、3塁側と、球場正面側（外苑駅）にふたつ。信濃町駅から来たため外野・スコアボード側のところで行列最後尾に並びました。行列先頭が見えず、係員の方に当日券購入、前売り券を持っている列かを確認しました。

7時開場のようでしたが、行列の動き始めは遅く7：10分くらいから徐々に、着席したのは7：30くらいでした。無事、バックネット裏の座席を確保できました。

さて、今日11月21日（日）に観戦した「高校野球の部」の2試合は、以下の通りです。明秀日立（茨城）は関東大会で健大高崎（群馬）、木更津総合（千葉）、山梨学院（山梨）を破り関東を制したチームの試合ぶりを、もうひとつ、すでに格が違うであろう大阪桐蔭（大阪）が観たく、大会2日目を選びました。第3試合目の慶應義塾大学（東京六大学）の出場も見逃せません。

第1試合　広陵（中国・広島）　vs　明秀日立（関東・茨城）
第2試合　大阪桐蔭（近畿・大阪）　vs　敦賀気比（北信越・福井）

ほかの出場校、大会日程、試合結果はこちら。

スポンサーリンク

広陵(中国) 5－3 明秀日立(関東)　広陵が序盤リードから逃げ切り勝利、4強一番乗り

第五十二回 明治神宮野球大会　2回戦

2021年11月21日（日）

試合時間　2時間10分（8:33開始、10:43終了、神宮野球場第1試合）

【広】森山、岡山－大山
【明】猪俣－伊藤

▽本塁打　内海（広）
▽二塁打　田上（広）　平野（明）

◆戦評

風はありませんでしたが、雲一面の空に、予定時刻通り広陵（中国・広島）と明秀日立（関東・茨城）の試合が始まり、先発は広陵.森山陽一朗投手（2年）、明秀日立.猪俣駿太投手（2年）の両校右腕エースの戦いとなりました。

試合は2回、明秀日立の攻撃は2アウトから7番.小久保快栄君（2年）の三振振逃げから始まり、次の8番.平野太智君（1年）がレフト・センター間を深々と破る二塁打で効率よく先制。しかしその裏、広陵も負けじと猪俣投手を攻めて4安打で逆転、2-1とします。

広陵.森山投手は140キロ台のストレート、肩口から大きく曲がるカーブで明秀日立の打者のタイミングをずらし、2-3回見送り三振を4つ、エンジンがかかり始める。

3回裏、広陵の攻撃は、2番.先頭打者が四球を選び、3番.内海優太君（2年）が右翼スタンドへ2ラン本塁打で4-1と明秀日立を突き放します。

明秀日立は4回、5回1点ずつ追加点の粘りをみせて、4-3と追い上げます。明秀日立.猪俣投手も被安打されるも失点を許さず、4回から6回まで広陵打線を抑えます。

しかし7回裏.広陵の攻撃、2アウト1塁の場面で7番.谷本颯太君（1年）の強烈な一塁ゴロを一塁手がはじくエラーで一・三塁として、8番.大山陽生君（2年）が右翼前にタイムリーを放ち、決勝点を生み出し、試合を決めました。

広陵の2番手.岡山勇斗投手（1年）も7回からリリーフして、明秀日立打線を被2安打としっかりと抑えました。非常に球持ちが上手く、技巧派で、走者が出たら球持ちを長くして走者を牽制、打者のタイミングもずらす落ち着いたピッチングをみせてくれました。

7回1アウトから明秀日立1番.佐藤光成君（2年）を走者で出しましたが、盗塁を阻止してチャンスを作らせない投球でした。

広陵は1年生がスタメン4名と多いチームでしたが、2番.松下水音君、4番.真鍋慧君、5番.田上夏衣、8番.谷本君、リリーフの岡山投手と非常に活躍していたのが印象的でした。

スポンサーリンク

◆テーブルスコア

score_202111211

※スコアの付け方は自己流の部分があります。間違いもあると思いますが、ご了解下さい。

◆メンバー

《打撃》

《投手》

※最高学年以外の選手には丸数字で学年を表記

スポンサーリンク