現在各地区で秋季高校野球大会で熱戦が行われています。来春の「第90回選抜高校野球大会」への選考会といってもいいでしょう。
2018年の選抜大会は、第90回の記念大会ということで、出場校が36校と例年よりも4校増加します。また今大会から延長戦にタイブレークが導入されることでもニュースされました。(こちらのコラムもご覧下さい)
以下の大会概要を紹介します。
第90回選抜高校野球大会
■出場校数:36校
・各地区 :32校
・21世紀枠 : 3校
・明治神宮枠 : 1校
■日程
・選考委員会 :2018年1月26日(金)
・組み合わせ抽選会:3月16日(金)
・開会式 :3月23日(金)
・大会期間 :12日間(準々決勝と準決勝の間の休養日を含む)
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■選考枠と出場校数
従来の選考では、「秋季地区大会の成績」と「地域性」のバランスを重視した選考もありましたが、最近の選考は「地域性」よりも「成績」を重視する傾向です。
同一都道府県から2校の出場(さすがに3校はない)も珍しくなく、昨年2017年のセンバツ大会では決勝が大阪対決(大阪桐蔭-履正社)となりました。これは史上初。
■各地区からの選出
◇北海道 : 1 校
◇東北 : 3 校(+1)
◇関東・東京: 6 校 ※関東4校、東京1校を選出後、残り1校を選出。
◇東海 : 3 校(+1)
◇北信越 : 3 校(+1)
◇近畿 : 6 校
◇中国・四国: 6 校(+1) ※中国、四国各3校ずつ選出。
◇九州・沖縄: 4 校
■21世紀枠
◇東日本 :1校
◇西日本 :1校
◇地域問わず:1校 合計3校
<選考方法>
1次:各都道府県で1校ずつ、2次:各地区1校の9校まで絞られ、最終選考で3校が選考されます。
<選考基準>
・「野球を行うことが困難ながらも克服した高校」
・「文武両道で模範的な取り組みをする高校」
加えて、「秋季地区・都道府県大会の成績」は重要な選考基準になります。秋季地区大会出場校、もしくは都道府県大会でもベスト8以上が必要ですね。
一般枠の各地区出場予想校、21世紀枠選出を予想、以下のページで紹介します。
クリックしてください。
■明治神宮大会枠
各地区の秋季地区大会の優勝校10校が結集して行われる明治神宮大会。ここで優勝校が「明治神宮大会枠」に入り、その所属する地区に「プラス+1校分」の選考枠を付与され、繰り上がり校が出てきます。
◇2017年第48回大会明治神宮大会
・組み合わせ :10月21日(土)
・開会式 :11月9日(木)
・日程 :11月10日(金)~15日(水)※雨天順延
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