第90回記念選抜高校野球大会が3月23日開会式が執り行われ、阪神甲子園球場での高校球児たちの熱戦の火ぶたがついに切られました。
記念大会により例年より4校多い全36校が出場する。今大会からは「タイブレーク制」が新ルールとして導入され、延長12回が終わって同点の場合は、13回から無死一、二塁の状態から始めるルールが採用されます。
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例年より4校多い全36校が入場行進
入場行進では、史上3校目の選抜連覇を狙う大阪桐蔭(大阪)を先頭に選手たちが元気よく入場行進しました。その中で一人きり、履正社(大阪)主将、浜内太陽選手が昨年度の準優勝旗を持って2番目に行進、そのあと準優勝旗の返還が行われました。
開会式の選手宣誓には、瀬戸内(広島)の新保利於(しんぽりお)主将が
「甲子園では3989校の代表として、大好きな野球ができることに感謝し、ゲームセットの瞬間までベストを尽くし、感動を与えられるようなプレーをすることを誓います。」
と正々堂々と、しっかりと宣誓してくれました。300回は練習したらしいです。パチパチ。
開幕戦前の始球式には、スポーツ庁の鈴木大地長官(51)が務められ、さすが1988年ソウルオリンピック100m背泳ぎのバサロ泳法で金メダルを獲得しただけあって、ノーバウンドで投げ切りました。
慶應義塾のプラカードがおかしい?
23日の開会式の入場行進で、慶應義塾高校(神奈川)のプラカードの「応」の文字に誤りがありました。「心」の左端の点が取れていました。
以前コラムで紹介しましたが、埼玉県の滑川総合高校書道部の高校生が揮毫(きごう)した文字は、正確に書かれていました。こちらのニュースをご覧下さい。
滑川総合高校書道部は、”書の甲子園”といわれる『国際高校生選抜書展』で地区優勝した高校です。
しかし、シール化された文字をプラカードに貼る過程で制作業者がミスしたということでした。
揮毫したものを防水加工くらいはしてそのままプラカードとして利用すると思っていましたが、シールで張り替える作業があったんですね。。。
晴れの舞台に残念なニュースだったのですが、「取られた『点』は自分たちで取り返せばいい」と前向きに語った慶應義塾の選手たち。
その通り! 1点と言わずいっぱい取ってくださいね。
さて今日は関東勢2校、明秀日立と國學院栃木の初戦があり、明秀日立は鮮やかな逆転勝ち、國學院栃木は噂どおりの3投手継投でいずれも接戦での勝利を挙げましたね。
◇第1日 3月23日(金)1回戦
第1試合 東筑(九州/福岡) 3 - 5 聖光学院(東北/福島)
第2試合 英明(四国/香川) 2 - 3 国学院栃木(関東/栃木)
第3試合 明秀日立(関東/茨城) 4 - 3 瀬戸内(中国/広島)
続け~、東海大相模、慶應義塾、そして日大三! 是非頑張って初戦突破して下さい。
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