観戦記 2023 春 - 県・関東

2023春季神奈川県大会4回戦 慶應義塾 vs 向上 -2023.04.22-

投稿日:2023年4月22日 更新日:

2023年春季大会の観戦、まずは神奈川県大会の4回戦からスタートです。今週はこの春のセンバツ甲子園に出場した慶應義塾、昨年夏の甲子園神奈川予選の準優勝、東海大相模が出場する保土ケ谷球場に出向きました。

神奈川県大会は3回戦までは無料、4回戦から有料です。10時試合開始のため、1時間半前には保土ケ谷球場に到着してチケットの行列に並びましたが、ちょうどライト側のスタンドの外くらいまで行列が伸びていました。入場券は800円、コロナ前の500円からすると、だいぶ高くなりました、神奈川は比較的コスパが良かったのですが。。

選抜出場の慶應義塾は、甲子園で優勝候補の仙台育英と熱戦を繰り広げて、延長の末1-2と惜しくも敗れました。神奈川勢の甲子園での苦戦が続きます。しかし、仙台育英は昨夏の全国甲子園での優勝校、その優勝校を相手に、チャレンジャーとして望んだ慶應義塾の選手たち、非常にイキイキとしたプレー、新鮮でした。慶應義塾ナインは神奈川で準優勝でしたが、関東大会、甲子園と全国大会の試合、タイブレークも経験して、ひと回り大きくなったことでしょう。

夏の選手権大会に向けたシード権を争う春季大会、今年2023年の春季関東大会は、神奈川県開催のため出場校が3校、通常の関東大会より+1校多い出場枠があります。慶應義塾、東海大相模は出場校の候補ですね。

新チームで臨んだ秋季大会が終わり、それぞれ冬の鍛錬を通して春の大会を迎えています。春はベンチ入りが25人と多く、より多くの選手を起用して経験させる、チームとしても走・攻・守の場面でいろいろ試行錯誤して試すチャンスのある大会です。チーム、選手たちがどんな感じで仕上がりを見せてくれるのか、どんな選手がいるのか楽しみです。

本日の保土ケ谷球場の2試合です。

・第1試合 慶應義塾 vs 向上
・第2試合 東海大相模 vs 横浜商業

春季神奈川県大会4回戦

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慶應義塾 6-1 向上 慶應.渡邉千君が3ランHR、鈴木佳投手が向上打線を抑えて勝利

◆令和5年度春季神奈川県大会 4回戦

2023年4月22日(土)

TEAM 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
向上 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 5 1
慶應義塾 3 0 3 0 0 0 0 0 6 8 1

(試合時間2:23 開始9:57、終了12:20 保土ケ谷球場第1試合)

【慶】鈴木佳、松井、村上、小宅-渡辺
【横】二宮、百瀬、津嘉山、大森-寒河江

▽本塁打 渡邉千(慶)
▽二塁打 八木、延末、加藤、渡邉千(慶)

慶應義塾ナイン

◇戦評

慶應義塾が序盤の1回、3回と長打攻勢で試合をリードし、投げては2年生左腕の鈴木佳門投手(2年)が向上打線を5被安打の散発、1失点で6-1で準々決勝進出を見事に決めました。

慶應義塾の先発.鈴木佳門投手は、右打者に対して外角ストレートが少し抜け手ボール先行することもありましたが、187cmの長身を生かした内角へストレートは非常に角度があり、球速も130キロ台から140キロに近いボールを投げ、魅力ある投球を見せてくれました。もっと自信を持ってホームベースを広く使いこなせると、まだまだ成長できるのりしろのある2年生、左腕投手です。

秋季大会、甲子園と活躍した同級の右腕.小宅雅己投手(2年)にも注目だが、もう一人注目投手が現れました。慶應義塾は毎年強力打線が売りですが、投手陣が厚くなると横浜、東海大相模に並ぶ怖い存在になりますね。

1回裏、慶應義塾は向上先発の二宮涼太投手(3年)を相手に、1番.八木陽君(3年)がカーブをうまく右翼前に運び安打で出塁。次の2番.丸田湊斗君(3年)が四球を選びノーアウト1・2塁にすると、3番.渡邉千之亮君(3年)がカーブにタイミングをずらされるも左翼スタンドまで運ぶ3ランHR。

さすが甲子園に出場してさらに強くなって帰ってきた、慶應義塾の強力打線を印象づけるものでした。

3回も1番.八木君、5番.延末藍太君(3年)、6番.加藤右悟君(2年)の3本の2塁打を浴びせて3点を加え、一気に6-1へ向上を引き離します。

しかし、4回は相手エラーで出塁した鈴木佳君を1塁におき、2アウトで2番丸田君のセンター前に上がった打球、ポテンヒットで一気に本塁を狙ったがホームでタッチアウトという場面がありました。2アウトとはいえ、次打者が初回本塁打を放った渡邉千君を前に、投手である鈴木佳君を無理に走らせる必要があったかは疑問。

同じような場面が、5回向上の攻撃でもありました。代打攻勢で2アウト走者2塁まで進めた場面でしたが、1番.石居眞音君(3年)の右翼前安打で一気に本塁に突っ込みました。慶應右翼手.加藤君が本塁へ好返球して捕手.渡邉憩君(3年)が待ち構えて余裕の走者タッチアウトになりました。

いずれも3塁コーチが手を回して指示しており、暴走という印象です。このあたりのチーム連携は、まだ春の大会という感じがしました。

慶應義塾のメンバーも清原勝児君(2年)が背番号15でスタメンから外れ代打で出場、三塁手は秋季大会、甲子園では外野手だった福井君、残念失策1でした。小宅投手も背番号は24番、最後の打者にだけ投球、とまだまだ固定しない、いろんな選手の可能性がありそうです。

向上は5回から代打攻勢で、投手も4名、総勢20名を出場しました。

慶應義塾は準々決勝、来週4月30日(土)の予定で、藤沢翔陵を破った藤嶺藤沢と戦います。

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◇テーブルスコア

score_202304221

※スコアの付け方は自己流の部分があります。間違いもあると思いますが、ご了解下さい。

◇メンバー

《打撃》

【慶應義塾】
[6] L 八木 6 3 2 2 0 0 1 0 1 0
[8] L 丸田 8 4 1 1 0 0 0 0 2 0
[7] R 渡邉千 7 3 2 2 3 1 0 1 0 0
1   松井 1 - - - - - - - - -
PH 5 R 清原 5 ② 0 0 0 0 0 0 1 0 0
[5] R 福井 9 5 0 0 1 0 1 0 0 1
1   村上 25 - - - - - - - - -
1   小宅 24 ② - - - - - - - - -
[3] L 延末 3 2 1 1 1 0 0 2 0 0
[7] R 加藤 7 ② 4 0 1 1 0 0 0 1 0
[4] L 大村 4 3 0 0 0 0 0 1 0 0
[2] R 渡辺憩 2 4 0 0 0 0 0 0 0 0
[1] L 鈴木佳 10 ② 2 0 0 0 0 0 0 0 0
PH 7 L 山本 17 1 0 1 0 0 0 1 0 0
【向上】
[8] R 石居眞 8 4 0 1 0 0 0 0 2 0
[7] L 石井敦 17 4 0 0 0 0 0 0 0 0
[6] L 武富 6 4 0 1 0 0 0 0 0 0
[3] R 松沢 3 2 1 1 0 0 0 2 0 0
[2] R 寒河江 2 3 0 0 0 0 1 0 2 0
[6] L 金子 9 3 0 1 1 0 0 0 0 0
PH R 香川 13 1 0 0 0 0 0 0 0 0
[7] R 飯田 5 2 0 0 0 0 0 0 0 0
PH 4 R 本宮 16 1 0 0 0 0 0 0 0 0
[4] L 遠藤 4 1 0 0 0 0 0 0 1 0
PH R 前泊 19 1 0 1 0 0 0 0 0 0
PR 4   小泉 14 - - - - - - - - -
PH R 安達 7 1 0 0 0 0 0 0 0 0
5   松根 15 ② - - - - - - - - -
[1] R 二宮 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0
PH R 廣田 22 1 0 0 0 0 0 0 0 0
1   百瀬 10 - - - - - - - - -
PH R 西野 24 1 0 0 0 0 0 0 0 0
1   津嘉山 20 - - - - - - - - -
1   大森 21 ② - - - - - - - - -

《投手》

【慶應義塾】
L 鈴木佳 10 ② 6 24 85 5 2 4 1 1
R 松井  1 2 6 20 0 0 1 0 0
R 村上  25 2/3 2 9 0 0 1 0 0
R 小宅  24 ② 1/3 1 2 0 0 0 0 0
【向上】
R 二宮  1 4 20 79 5 1 1 6 6
R 百瀬  10 2 11 40 2 3 1 0 0
R 津嘉山 20 1 4 11 0 1 0 0 0
R 大森  21 1 5 14 0 2 1 0 0

※最高学年以外の選手には丸数字で学年を表記

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